コリアンダイアリー
○○韓国雑感 韓国は楽しい○○
  

 元福岡県ソウル駐在員の山下です(現在、県国際交流課在職)。韓国に住んで見ると、本当にいろいろなことがありました。楽しいこともありました。現在福岡なんですが、一韓国ファンとして皆さんに情報発信をさせていただきます。


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2004年9月30日

市内には、日本風居酒屋が増えました 昼食のウゴジタン
最近、このオフィステルが人気 その近くのオブジェ
徳寿宮の出入口が変わったという案内 門は、グリーンシートで囲まれてました

徳寿宮の工事

 今日は、早いもので、9月最後です。特に、9月は、30日までしかありませんからね。月日の流れは速いものです。この日、昼食にウゴジタンを食べました。日本では、あまり昼食をとりませんが、韓国では、結構とっています。約束とか、アポイントの関係で、人と会うとき食事をするので、2回、昼食をとるということもあります。時間が限られているので… 食事をしながらとか、飲みながらといいうのは、信頼関係というか話も進みます。いろいろ賛否はあるとは思いますが。

 以前、触れたのですが、景福宮の修復工事の話。今は、徳寿宮の大門が修復工事を行っているんです。年内はかかるようです。その関係で、入り口がコリアナホテル側に移動しています。今回は、外からの写真だけですが。文化財はやはり保存のためには、いろいろ手をかけてやらないといけないので、当たり前のことですが、大変なようです。

 そういえば、目に付くのが南大門でした。時おり、青いビニールシートをかけられて、修復工事が行われてきました。石だから、大丈夫だろう何ていう考え方は、やはり甘いようで、酸性雨もあるでしょうし。長く保存するには、それなりの努力が必要なようです。そういった文化財だけではなく、人間もそうでしょうね。そこそこ手を入れてやらないと… 

 このところ世宗会館の裏側にあるオフィステルが人気で、結構、旅行社はここに変わってきています。家賃も広さによるようですが、10万円だったら、そんなに高いということもないし、これからも増えてくるでしょう。将来的には、自分もこんなところで、一国一城の主として仕事をしてみたいとは思います。さあ、いつになることでしょう。オフィステルですから、ちゃんとシャワールームもあるし、私が、こんなところ借りたら、ここで寝泊りして、ここで仕事をしてということになりそうですね。


2004年9月29日

若者でにぎあう鐘路 若い人でいっぱいのタッカルビーの店
最初にこのように鍋に入れてくれます ちょっと時間がたった状態
こんな感じで料理してくれます 春川本店と書いてあります

春川タッカルビー

 この店よく利用していました。まあ、一番の理由は、職場から近いということがあります。職場から、歩いて5分の距離ですから、来客が来手、ここへ案内することって結構ありました。それと値段が安いんですね。それからおいしいというわけで。本当は、最初においしいが来るのでしょうが。私の場合、入り方が逆ではありますが、本当においしいと思います。そもそもタッカルビーとは、冬のソナタで有名な、江原道の春川で有名な鳥料理です。骨無しの鶏と芋、キャベツ等の野菜を辛目のソースで食べるというものです。

 この店がおいしいという証拠というわけではありませんが、近くに元祖、春川タッカルビーの店ができたのですが、そこは、そんなに客は多くはないのですが、この店は、いつも人でいっぱいです。回転が速いのがこの店の特徴のようです。丸イスですから、そんなに長居はできないというのもあるのですが、それよりもタッカルビーを食べて、それから焼き飯(ポックンパップ)にしたら、それでお腹いっぱいだし、そこで酒を飲もうとは思いませんので、酒を飲むなら別の場所で2次会となるわけです。

 安くてもこれだけ回転がいいと結構利益が上がるよなと思うわけです。ちなみに日本人観光客もよく利用しています。日本語は通じませんが。ポーシンガクの横の細い道をまっすぐに行くと鐘路ピンデトックの店があり、その通りをひたすらまっすぐ行くと右手にある春川タッカルビーの店です。最初のタッカルビーの店です。オープンにしているので、外からも中の様子が見えます。客が多ければ、おいしいという一つの目安になるわけで、それを確認してはいることをお勧めします。


2004年9月28日

仁寺洞で人気の店 そこでは、手打ちで
その2 鮮やかに ハングル表記のスターバックス
ちょうちんが目を引きました ここでもパフォーマンスが行われていました

伝統のお店?

 前回訪問したときには、このククス(日本で言うと太目のそうめん)の店は、オープンしていませんでした。売りは、手作りの実演でしょう。中にも客は入っていましたが、外からもその実演する姿を見ようと客がいっぱいでした。手作りだとおいしそうな気がしますし、今作られたばかりで、実際自分の目で見ているからなおさらでしょう。看板の上には、(手)ククスと書いてあり、下には、昔のジャージャー麺と書いてあります。韓国の人って、結構、ジャージャー麺好きなんです。私も時々食べてました。ちょっとあまがらい感じで、韓国風のスパゲティといえばわかリやすいかもしれません。不思議と中華料理屋で出てくるんですね。

 この店では、伝統の味を実際に客に見せるというパフォーマンスで、客を集めているわけです。ただ、作る方の立場としては結構大変です。こねたり、延ばしたりといった麺を作る作業は、結構重労働のようですし、客が、見ているわけですから、あんまし変なこともできませんし、手も抜けないでしょうし、緊張もするでしょうから。いろんな意味で、この仁寺洞通りは、自己主張、パフォーマンスの通りだとい言うことでしょう。

 スターバックスは、世界中どこでも英語表記だと聞いたのですが、ここ仁寺川洞だけは、このようにハングル表記ですし、これも仁寺洞のスターバックスだ! という具合に自己主張しているようですし… まあ、実際には、この仁川洞通りだからとかは、関係なく、人間、生きていくうえで、いろいろな意味で自己主張をしているようなそんな気がします。結婚する時だって、相手に対して主張しますし、仕事でもそうですしね。私の場合は、このHP使って自己主張しているしですね。


2004年9月27日

仁寺洞でパンソリ(韓国オペラ)をする女性 仁寺洞のオブジェ
工事中の壁画、さすが 賑わう通り
沿道では飴が売られていました。 外れには近代ビル

仁寺洞の風景

 韓国伝統の通り、芸術の通りとも言われるこの仁寺洞は、人でいっぱいです。観光客はもちろん、韓国の方もたくさん通っています。毎回紹介していますがが、その日により、この通りの顔というか、表情が変わります。道でパフォーマンスも変わるように、その時々で、雰囲気が違うんです。面白い通りだと思います。伝統ということで、若い人がたくさんというよりは、やや、年配の人が多いという感じはします。ただ、若い人も伝統的なお茶の店に足を運んだりと・・・

 飴売りの女性が、屋台で販売をしていました。長い飴をはさみで切って売るというもので、飴そのものは、懐かしい味で、1000wで売っています。ただ、このような店は、仁寺洞内にもいくつか出ているのですが、店によって人の集まり方には違いがあります。まず、女性ということで珍しいということもあるのでしょうか、この店には、結構客が集まっていました。あとは客寄せのパフォーマンスがいかにうまくできるかということです。

 はさみを上手に使いながら、リズムに合わせて、踊るように、はさみを操り、飴を切ったり、割ったりするわけです。飴の味ってどの店に行ってもほとんど変わらないから、いかにパフォーマンスで、客を引き、ここで買おうと決意させるかという技術なんでしょう。この商売は、場所もそんなにとらず、技術があれば、結構売れますから・・・ 飴売りといえば、以前、ある地方都市に行ったとき、男性が女装し、踊ったり、歌ったりしていたんですね。最初のうちは、わからなかったのですが、そのうち、飴の入った袋を持って観衆の前を歩き出したんですね。その時、飴売りだということに気がつきました。すごいパフォーマンスでした。

 昔、紙芝居があったとき、飴を買って紙芝居を見てたそんな風景とオーバーラップし、この飴売りは、韓国風、紙芝居なのかもしれないと勝手に思い込んだものです。


2004年9月26日

景福宮近くの風景 その2
その3 その4
その5 その6 夕日に映えています

秋晴れ

 ソウルでは、結構雨が降り、まともに晴れた日は、わずかでした。この時期、こんなに断続的に雨が降るのは、本当に珍しいことだと思います。まあ、それが秋らしいのかもしれません。また、雨が降った後の青空は、空中の塵を地上に落としてくれるせいか、より青を引き出しているような気がします。秋は、そうでもないのですが、春先のもやや、黄砂の時期になるとそれを特に感じるものです。今回は、残念ながら、ソウルタワーの写真がありませんが、その周辺の南山の見え方が天候、時間によって見え方が変わるのが象徴的です。

 秋といえば、先日紹介した秋祭り、それから運動会を連想します。韓国でも運動会はありますが、日本のように家族ぐるみというわけではありません。平日に開かれることが多いようです。運動会といえば、梨や栗、柿を連想するのですが、韓国でも梨、栗、柿は、食べます。特に梨は、普通の韓国料理には欠かせませんし、焼肉などを食べたときのデザートといえば、梨が定番です。栗はそうですね。一番ポピュラーなのは、参鶏湯でしょうか。参鶏湯には、このほかに朝鮮人参、ナツメなど健康によいとされるものも入っています。

 梨の産地で有名なのは、全羅道にある羅州が有名です。面白いのは、韓国の場合○○は、どこどこというのが結構あるということです。例えばりんごであれば大邱といった具合に、もっとも今では、大邱ではなく大邱周辺へと移行しているということですが。水産物なら全羅道のワンド・・・ この地名がついていれば、20〜30%程度、高い値段で取引されるとのこと。一時期、ワンド産ではないのにワンド産と偽った表示をしていると指摘されたことがあります。


2004年9月25日

空の青と屋根の赤、緑、黒が対照的 回廊が続きます
青空に映える故宮 ここは、宴会場なんですね
この角度の回廊が好きです 回廊の手前には、パソコンが設置されてました

回廊はいいですね

 景福宮には、本殿の周りに回廊があります。この回廊は、不思議な感じがします。突き当りがあり、そこで、終わりなんですが、なんか、ずっと先まで続いているような錯覚に陥るんですね。タイムトンネルではないのですが(古い、みんな知らないでしょうね。)、ずっと、それが続いていて、どこか違う異次元に移動できるような、まあ、実際はできっこないのですが、そんな、夢というか、錯覚を与えてくれるんですね。この写真撮るのは大変なんです。結構、見学に来ている人多いですから、人がいないのを見極め、その瞬間の写真なのですから。

 以前と違ったのは、さすが韓国というか、パソコンが、設置されていて、それで、いろいろ検索できるんですね。今回は、時間の都合もあり、検索はできませんでしたが、現代と、過去がマッチしていて、そしてそれが、自然な感じで、さすがだなと感心したわけです。韓国では、低額でパソコンを利用できる(100円とか200円)PC房を始め、駅とか、空港とかには、無料で利用できるパソコンが、設置してあるわけです。その点、韓国は太っ腹というか、もちろん自宅でもパソコンを利用していますから、パソコンのある生活が当たり前なんですね。

 日本の場合、まず、設置してあるところが少ない。ホテルのロビーで無料というところもありますが、そんなに多くないような気もしますし。空港の観光案内所で、まずきかれることは、pc房がどこにあるのかということだそうです。情報収集は、パソコンだから当然といえば当然なのですが、韓国からの観光客誘致を考える場合、やはり、パソコンが自由に利用できるインフラというのは必要なのでしょうね。まだまだ、アナログな国=日本というイメージがします。少なくとも韓国と比較する場合。それが、もちろん悪いというわけではありませんが。

 少なくとも、私が、パソコンをする環境は、福岡であれば、職場か自宅ということになります。他でしようと思えば・・・ 思いつきませんからね。昨日は、北九州で飲み会がありました。韓国関係の集まりなんですが・・・ というか、70%は、韓国関係の集まりといっても過言ではないですね。韓国に行っても韓国の集まり、福岡にいても韓国の集まりなんです。まあ、おかげで、人脈増えるし、仕事はやりやすいのですが・・・ もちろん仕事のためというのであっているわけではありません。たまたま、そうなるわけで。


2004年9月24日

イベント開催中 それを見ながら、中へ進みます
その2 その3
入り口から、中をのぞく ここから王が、市内を眺めていたのです

景福宮は、本殿の工事のため・・・

 景福宮は、一番下の本殿の補修工事のため長い間、その姿を見ることができませんでした。その前に文官と武官がそれぞれ位ごと並んだ場所には、それぞれ標識のようなものがあり、そこにあわせて整列していたわけです。そこには、石が引き詰められていました。工事中には、この石一枚一枚をはがし、一箇所にまとめ保管し、工事が終わった段階で(多分)、また、石を元にあった位置に戻すわけですが、本当に正確に元に戻されていました。

 もちろん、石の裏には、そのおかれていた石の場所というか、位置を示すものを数字で書き込んでいます。それをまた、正確に元に戻すのは、ジグゾーパズルより難しいだろうと察するわけです。本殿の王座から、王は、ソウル市内をのぞんだわけですが、今のように変わるとは、当時の王も予想できなかったことでしょう。特に日帝時代には、その視界を妨げるようにこの王宮(本殿)のまん前に朝鮮総督府を建てましたし・・・ 早々、その朝鮮総督府も解体され、今、龍山区の家族公園に移築され、工事が進んでいました。

 あれから、もう数年たちますし、私が帰国してもう、1年半たちますから、もう完成したのかもしれません。当時、移築が決まったとき、爆破で壊すか、という話も出たのですが、故宮に影響が出るかもしれないということで爆破をやめ、解体になったわけです。また、その頃、聖水大橋が、落ちたのを記憶しています。その聖水大橋も、私が今回の訪韓中、利用できるようになったというニュースを聞きました。時の流れを感じます。いろんなことがあったよな・・・


2004年9月23日

ソウル市内風景 その2
光化門 その近くの建物
景福宮の芝生 中ではちょっとしたイベント行事が・・・

ソウルも雨が続きました

 ソウルでは、昼間はそこそこなのですが、夕方になると、結構冷え込みます。半そでだけで、市内を歩くと結構ききます。特に今回は、雨が降ったりやんだりしたものですから、特にそう感じたのかもしれませんね。写真を撮るものとしては、やはり、晴れた青空の下での写真が気持ちがいいですね。それに、傘をささなくていいので、腕の自由も利きますし・・・ 私の場合、この写真を撮ろうと構えてとるわけではないので、思いつきというか、その意味で、自由に手が使えるというのがありがたいですね。

 しばらく、景福宮の写真が続きます。というのは、これまで、ずっと工事中だったので、工事中の写真しかなかったので、ぜひ、写真を撮りたいと考えていたからですね。きれいに生まれ変わっていました。私は、後日写真に搭乗すると思うのですが、回廊が好きです。写真に撮ると、実物もそうなのでしょうが、本当に継続して、柱が並んでそれがどこまでも続いているように見えるから、なんとも不思議な魅力を感じているんです。

 それと屋根の裏側部分ですかね。青い空ときれいに塗られたタンチュンの調和が好きです。韓国の場合、入場料が安いというのもうれしいですね。日本円で、100円では入れるのですから。自然の少ない、ソウルにとっては、市民の憩いの場のひとつであるようです。そして、韓国の伝統を目にすることで子供たちも自然と歴史に目がいくでしょうし、この景福宮の中には、博物館もありますから、民族意識や、歴史を学ぶ場にもなっているようです。


2004年9月22日

ホンオ・・・ アンモニアの臭いが強烈 ホリデーインソウルホテルロビー
その2 その3
ウリ銀行のATM その右下には指紋確認装置が・・・

さすがにくたびれた感じです

 このところ、休み無しで、動いていることもあり、ちょっとくたびれた感があります。ゆっくり休めるといいのですが、早々、明日は休みですね。今日がんばればというところですね。今、韓国では、独立運動をした人たちがあまりにも社会から、はじかれている。その人の社会的な、権利を認めようということで、日本軍統治下、日本軍のある程度の地位にあった人たちを明らかにしようという動きがあります。元々、昔からこの動きはあったのですが、なかなか、時代的にできなかったという背景があるとのこと。

 私たち日本人にとっては、せっかく、日韓関係がこれまで以上によくなったのになぜ、いまさらという気はするのですが、韓国では、今だからできるので、やろうという考え方のようです。もちろん、このことによって日韓関係が悪くなるということはないと友人は、強調していましたが・・・ それだけ、韓国は、平和になったのかもしれません。光州事件もそうですし、済州道の4.3事件も今、その事件の被害者の人権を擁護しようという動きになっていますし。

 国政が不安になると、矛先をこれまで日本に向けていたようなところがあった韓国ですが、韓国の経済不安等のマイナス要因をそういった人たちを暴くことで、矛先をそちらに向けているのではないかと考えるのは、私だけでしょうか・・・ いずれにしても擁護されるべき人権が、擁護されるというのは、本当に必要なことだというのは事実でしょう。

 写真の一番上は、夕食で食べたホンオです。高級な魚料理なのですが、アンモニア臭がして、私は、ちょっと抵抗があります。全羅南道特に木浦で、有名です。飛びますが、一番下は、指紋確認がATMについていていました。印象的だったので、写真を撮りました。この辺、韓国では導入が早いですね。さすが、IT立国だというのも納得できます。もしかしたら、日本でも導入しているところもあるのかもしれませんが。


2004年9月21日

秋祭りのちょうちん風の飾り 武橋洞に新しくできた店
第8回、武橋・田洞 秋大祝祭 チョゲチョンの工事は進むのでした
その2 モデルハウスが解体されます

第8回 武橋・田洞 秋大祝祭

 この祭りも8回目を迎えるんですね。この看板を見るたびに、秋になったなと実感するわけです。特に祭りといっても大きなイベントがあるわけではなく、出店が出たり、カラオケ大会があったりするわけです。印象に残っているのは、豚の丸焼きです。今回は、中に入る余裕がなかったので、実際に行われたかどうかはわかりませんが・・・ はじめのうちはおいしいのですが、時間がたつと油分が落ちてしまい、あまりおいしくないんですね。そういう経験があります。

 実は、今日、ソウルから帰ってきたので、ばたばた更新しています。チョゲチョンの工事も進んでいましたし、立派なモデルハウスも解体中でした。立派なモデルルームでしたので少々もったいないような気もしますが、景観の関連で、元々解体される運命にあったようです。不景気ということもあり、完売には、いたっていないようです。友人によると、このアパートは、やや、割高だとのことでした。不景気だ不景気だという心理的要素も大きいようで、支出を控える傾向にあるようです。

 新しい店もここ1ヵ月半ぐらいの間に目にすることができました。うまくいくところは続くようですが、商売は厳しいようです。友人の店も10日に閉めたとのことでした。逆に、会社を辞めて、商売を始めるという友人もいました。逆転の発想で、不景気だからこそ、成功するぶんやっもあると言うことです。たくましい人ですから、きっとうまくいくことでしょう。韓国は、本当に秋でした。昨日なんかは、雨が降っていたこともあり、寒いくらいでした。


2004年9月20日

秋夕前で忙しいロッテ売り場 玄関前には、日本を意識して・・・
その横には、日本文化展のステージが 近くには、畳、こけし等々
その2 金魚すくいをしている

日本はこのように映っているのでしょうか?

 ロッテ百貨店は、秋夕(チューソック)といって、来週から日本のお盆に当る休日を控えています。秋夕になると親戚が集まり、旧正月と並んで、民族大移動の時期を迎えます。そのときには、お中元のように、商品が行きかうわけで、百貨店は稼ぎ時です。韓国は、景気が悪く、それほど売り上げは伸びていないようですが、それでも百貨店は人でいっぱいです。韓国では、クルビという魚を好み、これを贈り物にするのですが、結構高く、一匹でも2000円を越えていました。物にもよるのでしょうが。

 たまたま、日本文化展がロッテの玄関付近で開催されていました。時間の都合で、そのステージを見るこことはできなかったのですが、ポスターをはじめ、人形、こけしが展示されていました。韓国の人に映る日本というのは、着物姿であり、浮世絵なんでしょうかね。たる酒も日本固有のものだったんだと、改めて感じたり・・・ さすがに「ちょんまげ」、「刀」はないよなと思いながら、ちょっと笑ってしまいました。ハッピなどは、北東北・北海道事務所が貸し出しているとのことでした。

 逆に日本人にとって韓国はどのように映るのでしょうか? 人によって様々なのでしょうが。私の場合、「チマチョゴリ」、「韓国の踊り」、「パンソリ」なんですが、今では、「冬のソナタ」となるのでしょうかね。冬のソナタは、結構強烈ですから・・・ そうそう、韓国の焼酎の酒好きにとっては、はずせないでしょう。地域ごとの焼酎があるのですが、「真露」が、代表選手ということになるでしょうね。食べ物だとサムギョプサル(豚の三枚肉)。これは、意見の分かれるところでしょう。


2004年9月19日

仁川国際空港のバス乗り場 ライトアップされたソウル市庁
市庁の広場へは、横断歩道を渡ります 「独島は私たちの土地」
パジョンを食べました ロッテホテルのトイレ、手洗い場

夜のソウル

 ソウル市庁前は、横断歩道があり本当に便利がいいですね。自然と、市庁前の公園に足を運ぶということになるのでしょう。トイレも結構完備しています。もちろん地下に多いのですが。外国人に限らず、訪問者には優しくなってきたような気がします。今回気がついたのは、地下道にイスが配置されていたりとう、前回とは違う発見がありました。また、「独島(日本名竹島)は、私たちの土地」と掲げられ、その後ろには、独島のレプリカが飾ってありました。

 独島の問題は、昔からの問題で、日本海の表記もそうですが、なかなか、解決しないものです。市民に対する啓発ということで、こうして、掲げられていたようで、数日後に見たら、撤去され、マルコポーロ関連の展示がなされていました。市民が利用するということで、いろいろ啓発関連の展示が行われているようです。いつの間にか、というか、もうずいぶんたつのですが、ソウル市庁の電光掲示板が、いつの間にか、丸時計に変わってしまいました。

 当初は、いつも見つけていたこともあり、違和感があったのですが、市庁舎には、やはり、丸時計が合うような、そんな風に思えてきました。まあ、勝手なものですが。ライトアップされた市庁舎を見るたびに、ソウルに来たことを実感しています。いつも昔から、この辺をうろちょろとしていましたから。ソウルは、眠らない街・・・ 夜遅い街です。遅くまで、店開いていますから。大都会なんですが、それでいて、優しさを感じるんですね。ちょっと不思議な気がします。


2004年9月18日

釜山皆と風景 その2
その3 その4
その5 福岡に着きました。博多港近く

台風がうそのよう

 前日は、あんなに荒れていたのにというような釜山の風景です。快晴、本当に今回の韓国事業は、台風にたたられました。3度の韓国へのミッションなんですが、3度とも台風で、日程を早めたり、今回のように1日遅らしたり等々。まさに2度あることは、3度あるとはこのことでしょう。このように台風の影響をいろいろ考えると、いかに自然がすごいかということ、逆に、人間は、何て弱いんだろうということを再認識したりして。

 釜山は、福岡から、飛行機だと40分あまり、船でも約3時間の距離ですが、台風などによって、まあ、そんなに多いわけではないのですが、交通が遮断されるわけです。もっとも、福岡と釜山に限ったわけではないのですが、日本国内だと、台風が接近して、明日は通勤ができないかもと思えば、職場の幹部の人は、事前に職場近くに宿泊したり等々、事前に対応ができるのですが、釜山となると、もちろん前日からいくということで対応はできるのでしょうが、国内ほどアクセス状況は、よくないようです。

 ただ、以前と比べるとアクセスがよくなったので、外国という感じがしなくなったような気がします。行き来が増え、そのアクセスがよくなることで、人の行き来が増え、より、近い関係になるのでしょう。今の韓流が、もっと拡大し、来年は、日韓友情年、日韓国交正常化40周年になります。民間ベースでも交流が広がっていることを新聞でも目にします。来年は、そういう意味でとても楽しみな年といえるでしょう。そして、われわれ、行政マン、特に韓国を担当しているものとしてもやりがいを感じるところです。明日から、ソウルの写真を紹介します。


2004年9月17日

黒光りする鉄板 こうして焼くのです
みんなで乾杯 こんな感じで焼きあがります
カルビタンを頼むと ご飯が2つもついてきました

ソウルインしているのですが

 ソウルインしているのですが、もうしばらく、釜山の写真の紹介です。写真が多いもので、なかなか・・・ といったところですね。写真が好きなもので、せっかく撮ったから紹介したいというわけです。釜山での夜は、みんなで、サムギョプサルを食べました。豚の三枚肉なのですが、焼き鳥の豚バラだと思っていただくとわかりやすいと思います。店によって、鉄板もいろいろですが、この店では、丸くて、中央が盛り上がった鉄板を使っていました。油分が下に落ちるようにです。

 最近では、ワインにつけ、竹の入れ物に入れてくるところとか、いろいろ工夫しています。ここの特徴は、厚手の豚バラを使っているということでしょうか。結構おいしかったですね。韓国の場合、肉を食べた後は、冷麺をはじめとする食事になるのですが、この店では、冷麺もありましたが、鉄板で、焼き飯を作ってくれるものもありました。私は、あまりお腹がすいていなかったので、その前にパッピンスを食べていたのもあるのかもしれません・・・ 食べなかったのですが。

 みんなとわかれて部屋に戻るときになって、お腹すいてきたので、一人で、近くの焼肉屋(結構、行きつけの店)で、カルビタンを頼みました。一応、サムギョプサル食べていたので、軽くと思っていたのに、サービスということで、ご飯が2つもついてきたし、結構ボリュームがありました。店の主人が挨拶に来てくれて結構、うれしかったですね。行きつけといってもずいぶん、久しぶりですから。もう、かれこれ1年ぶりですから。


2004年9月16日

釜山のロッテ百貨店 ショーウインドーは、秋の香が
釜山風景 その2
その3 パッピンス

教員大学との交流

 福岡県は、韓国教員大学校との交流をしています。同じ、教員を目指す福岡県と韓国の学生が交流をするというものです。元々、県が音頭をとって、福岡県内の教員を目指す学生を募っていたのですが、最近では、福岡教育大学の学生との交流に変わり、少しずつ大学側にお願いをしているという状況です。事業の方法としては、福岡と韓国の学生が相互に訪問し、ホームステイ、それにいろいろな施設の視察を行うというものです。

 以前、オリエンテーションのとき、日本側に韓国の話をしに行ったことがありますが・・・ 今回は、受け入れで、表敬訪問、それに歓迎夕食会が開催されました。私も職務上参加しました。酒が出るときは、仕事として認められません。ところが、座席票を見ると私の名前の横に括弧書きで通訳と書いてあるんですね。仕事しなくちゃいけないジャンと思いつつ。テーブルに8人着席しているのですが、私がこのテーブルの通訳をしなくてはいけないんだとその時に知ったわけです。もっとも事前に知っていても何も準備してないでしょうが。

 やっぱし、自分が、仕切るというわけではないのですが、一応、通訳をしなければ・・・ と思いつつ、最初は、やっていたんですが、酒が入ると、韓国の先生から呼ばれて、横で、酒を飲んでいると、通訳なんてしてませんね。勝手にしゃべって、笑ってといった具合で・・・ よほど誰かが私を指名して、通訳してくれなんていわれないと(実際、何回かありましたが)、そう思いました。通訳と話すことは違うんだということも実感しました。

 写真の説明をちょっとパッピンスとい言うのは、パッが、小豆をあらわし、ピンスは、氷水なんです。日本で言う、カキ氷ですね。これが出始めると、夏を意識します。自宅でも食べる人が多いようで、家庭で作るセットみたいなものが、スーパーに並びます。今は、夏の食べ物ですが、そのうち、一年中、ということになるのかもしれません。パッピンスが出てくると、あー、もう夏なんだなと感じていたものです。


2004年9月15日

釜山の花屋さん タバコの自動販売機
左:住民登録証を 右:紙幣を スンデゥブー 昼食で食べました
釜山ロッテの風景 その2

ちょっとした発見

 釜山ロッテ百貨店には、まあ、釜山にいけば、大体寄る場所のひとつです。昔は、ここにロッテワールドといって、ソウルほど規模はないのですが、遊園地がありました。それを目的に遊びに来たことがあります。今は、看板のみで、遊園地はありません。規模的にもソウルを知っているものとしては、あまり、利用したいというものでもありませんが。韓国の方も同様のようで、利用客は、多くはありませんでした。ただ、子供を持つ立場としては、なんと言うか、ここは、一つの訪問場所の一つではありましたね。

 時代の流れていうか、このロッテ百貨店にアミューズメント施設があるんですね。映画館ありCDショップあり、コンビにあり・・・ 百貨店の中にコンビニがあるというのは、本当に一つの発見でした。日本では、まず考えられないと思います。思わずここで買い物をしてしまいました。以前にふれたことがありますが、韓国のコンビにでは、その中で、飲食ができるんです。それで、時間つぶしでここを利用したわけです。結構、時間つぶしには、便利な施設です。今回も実感。

 それと、今回の新たな発見の一つとしては、タバコの自動販売機があります。一見すると日本の自動販売機と同じなのですが、紙幣も使えますし・・・ 紙幣挿入口の横に住民登録証を入れる挿入口があるんです。これに住民登録証を入れないとタバコが買えないんです。未成年者が買えないというのは、いいシステムだと思います。ただ、これを設置していたのが、私たちが宿泊した、インターナショナルホテル。お客は、韓国人だけでなく、外国人も多いわけで・・・ 結局友人は、ホテルマンの住民登録証を借りて、タバコを買っていました。買おうと思えば、いろいろ手段はあるのかもと思いつつ。


2004年9月14日

引き続き通度寺 その2
その3(博物館) その4
その5(思っていたより現代的な食堂) 慶尚南道庁(世界に、未来にニュー慶尚南道)

計画都市昌原市・・・

 今回訪問した慶尚南道は、工業として都市として、計画的に開発された都市です。その関係で、道幅が広く、まっすぐに直線に伸びています。緑もいっぱいですし、工業団地と、住宅地が、区分されています。道庁も訪問したのですが、道庁前に芝生の広場が会ったのですが、担当者いわく、世界で一番広い、庁舎前の広場とのことでした。本当にきれいな都市だというのを実感しました。これで、天気がよければ何も言うことはないのですが。

 やはり、工業が中心であるということもあり、観光のインフラは、もう一つのようです。工業展示会は、毎年開催していますし、自動車レースも開催されています。実は、私も一度このレースを見たいなとは思っているのですが、どうなることでしょう。ただ、ちょっと残念なことは、国際会議ができるホテルがそんなに多くないということでしょうか。福岡ですと、ホテルではなくても国際会議場がありますが、その辺がちょっと残念なところです。

 観光地の通度寺も片道、約1時間30分かかりますが、元々、工業都市として開発されてきたのですから、それは仕方ないのかもしれません。ただ、計画都市の中にある、公園を歩くというのはとても気持ちがいいものです。今回、台風の影響で、それができませんでしたが、以前、キメックス展示会に参加したときは、近くが、公園で、ちょっとした息抜きができたような気がしたからですね。このような土地開発も、韓国ならではのことでしょう。


2004年9月13日

引き続き通度寺 その2
その3 その4(醤油と、味噌の甕)
その5(思っていたより現代的な食堂) その6(食事時間案内、時間厳守にと・・・)

昨日から、韓国語の勉強を始めました

 引き続き、お寺の写真です。このお寺では、200人以上の食事を出しているそうで、最後の写真を見ていただくとわかるのですが、時間帯を決めて、食事を出しています。もちろん、お寺で修行をしている人もそうですが、外部の方も食事ができるそうです。無料とのことでした。場所が場所だけに(結構人里は慣れている)、食事だけを目的にこのお寺を訪問する人はないとは思いますが・・・ お寺で食事といえば、板張りの上で、小さな膳を前にして食事をするようなイメージ(私だけかな)があるのですが、ここは、ちょっと違いました。

 この食堂を訪問したときは、夕食の食事時間前ぐらいだったので、まだ誰も利用していませんでしたが、厨房では、お坊さんが、汗を野流していました。食堂は、そうですね。福岡で行けば社会教育センターのような感じでした。韓国の大学の食堂にも感じは似ていましたね。どんな料理が出てくるのか、興味しんしんでしたが、あいにく、まだ、調理の前の段階だったので診ることはできませんでした。ちなみにオンヌリ教会は、地下が食堂になっていて、確か、1500w(日本円150円)か、2500w(日本円250円)だったのを覚えています。一種類だけですが、そこそこおいしかったですね。

 昨日は、韓国語認定試験でしたっけ(6級が一番最上級)の試験が、行われたんです。最初にちょっと受けただけで、このところ試験を受けていないんですね(勉強もあんまししてないし、お金もかかるし、日曜休みたい・・・)。やはり、来年は、勉強して受けようと思い、昨日を契機に勉強を始めました。それでも「チョウンセンガク」という韓国雑誌は、時間があれば、読んでいましたが・・・ 韓国の仕事をしている以上、韓国語の勉強は、もう少ししなければいけないと思っていましたから。もちろん、仕事関係なくても、韓国好きですから、もっとすべきだったのでしょうがね。いつまで続くことでしょう・・・。 といいつつダイアリーに書いたからには、少しは続けなくてはという意思表示でもあります。


2004年9月12日

通度寺 その2
その3 その4
その5 その6

日本人ほど宣教が難しい対象はない

 お寺を訪ねているのにキリスト教の話はおかしいのですが、以前、私は、教会に通っていました。高校時代から、就職してしばらくまで通っていたのですが、あるきっかけから、教会に通うのを辞めました。基本的精神構造は、クリスチャンなんですが、今ひとつというのがあって・・・ そして、ソウル駐在員になったのを機会に、もちろん熱心に誘ってくれる方があったからこそですが、近くの教会にしばらく通っていました。そこの教会の会員になるためには、7週間の教育を受けるんですが、それも受けました。

 もちろん日本語クラスもあったのですが、せっかく韓国にいるのだからと思い、韓国人の通うクラスに通ったんですね。韓国の教会は、ダイナミックです。スケールもそうですが、みんな全身を使って神の祝福というか、喜びを表します。最初、それに圧倒されました。それから、教会の存在が、日本に比べて近いような気がしました。コーヒーを飲むため喫茶店に行くように教会にみんな集まるんですね。その中で若い人たちは、近くの広場に行き、一緒に歌ったりと・・・ それがまた自然なんですね。

 ある日、友人から言われたのが、一番宣教が難しいのは日本人だよというんです。今、中国にもこの教会から、宣教に行っているんだが・・・ なぜでしょうかね。私もそれは同感でした。個人差はもちろんあるとは思いますが、環境なのか、国民性なのか・・・ 今でも思うのは、韓国の教会なら、また、もう一度いって見たいと思うのですね。同じ教会なのに、逆に、日本語だから、日本の教会の方が行きやすいでしょうに・・・ 一度、韓国の教会に足を運んでみてください。そのエネルギーというか、伝わってくるものというか、発見がありますので。


2004年9月11日

通度寺 その2
その3 その4
その5 その6

ここも訪問予定地

 知事会議が開催され、その時に知事の皆さんは意見を述べ、それを事務局が整理をするのですが、その整理する時間知事の皆さんは、道内を視察されるわけです。その視察先その2が、ここ韓国では、有名な通度寺(トンドサ)なんです。実は、8年前にここで、知事会議が開催され私は当時、駐在だったのですが、知事と一緒にここに来ました。当時通訳の方も今回、ここに一緒に来たのですが、いろいろエピソードがあったんですね。それで、私も忘れられない場所であります。

 あいにく雨が降っていたんですが、昔のことを思い出しながら、回りました。本当に月日のたつのは早いよなと思う反面、自分と韓国の付き合いは本当に長いよなと思いつつ。韓国では、キリスト教と、仏教が盛んなんですが、なんといっても収入は、仏教の方が大きいよなと思ったわけです。私が以前住んでいたキリスト教会のオンヌリ教会には、日本からも信者の皆さんが訪問してはいましたが、そんなに多いわけではなかったんです。でも、このお寺には、信者の献金(キリスト教ではこういうのですが・・・)だけではなく、観光客も来ますからその収入もあるわけで。

 まあ、そんなことを言うと不謹慎だといわれそうですが、ビジネスサイドで考えると仏教の方が、キリスト教より、有利なのかもしれませんね。僧侶の皆さんは、禁欲生活をされているわけで私には、それだけでも耐えられませんね。酒は飲みたいし・・・ そんな俗世界のしがらみにとらわれているから煩悩はなくならないのでしょうが。個人的には、お寺よりも自然に触れることができてよかったと思っています。癒しがそこにはあるようで。

 昨日まで、研修で、大野城市の研修所に宿泊して研修を受けてきました。いろいろな意味で、リフレッシュできたような気がします。研修については、機会があれば紹介したいと思います。しばらく、韓国話題というか、写真も含めて続きそうです。


2004年9月10日

視察先の工場 ここで作られる戦車(模型)
その2 その3
戦車のテスト風景 その2

視察先を訪問しました 

 知事会議で、訪問する企業を訪問しました。この企業は、現代グループに属しているのですが、KTX(韓国高速鉄道)、それと戦車を製造しているんですね。戦車は、輸出もしているとのことでした。さすがに、戦車の製造工程を見せてはもらえませんでしたが、展示室での説明を始め、実際に実物の戦車が走っている姿を見せてもらいました。普段目にしないこともありちょっとした驚きでした。時速65キロで走るそうで、目の当たりにして本当に迫力がありました。

 KTXの製造工場は見せてもらったのですが、結構なんというか、手作りといった印象が強かったですね。それに、みんなヘルメットかぶっていないんです。職員がヘルメットかぶっていなければ当然、視察に来た人もかぶることもないのでしょうが、まず、事故等は起こらないのでしょうが、ちょっと不安ではあります。日本人の発想でしょうが、万一ということは、やはり想定しておかなくてはと思うわけで・・・ 戦車も単に砲弾を発射するものばかりではなく、橋を架けるもの、故障した戦車を回収するものといった具合に、結構種類がありました。中でも水中にもぐれる戦車もあったのですが、戦車が、もぐるというのは、個人的には、ちょっと怖いような気がするのですが。

 戦車が実際に走る姿は、迫力がありますし、急勾配の坂を上り、降りていく姿というのもすごいなと感動すらしました。ただ、仕方ないことなのかもしれませんが、余り、この戦車が活躍することがない世の中が来て欲しいものだと思うわけで。実際は、戦争というか、混乱は、世界中、あちこちで耐えないわけで、この戦車が、走る姿を見るのは、正直、複雑な心境ではありました。同じ、人間、殺しあうことないだろうと思うわけで、早く、平和な世界が訪れることを祈りつつ・・・ それと知事会議がうまくいくことを・・・


2004年9月9日

釜山の空港 その2
知事会議のあるインターナショナルホテル その2
その3 その4

ここで知事会議が開催 

 知事会議会場は、ここです。慶尚南道昌原市にある、ここインターナショナルホテルで、日韓海峡県市道知事交流会議が開催されます。その準備会議で、このホテルに宿泊し、いろいろ内容を詰めるわけです。準備会なんですが、韓国側の知事が全部変わったし、それほど大きな問題はないよなと個人的には思っているしだいです。次回は、福岡で開催ということもあり、いろいろこれまでより、積極的に見ます。即、福岡にとっても同様の問題が・・・ という意識からでしょうね。

 この慶尚南道の昌原市は、工業地域として、計画的に開発された都市で、道路は広く、直線道路が、12キロもあり、街並みは、きれいです。工場地域と、住宅、商業地域がはっきり分けれているんですね。このホテルは、初めて宿泊するホテルですが、新館と旧館が、組み合わされたホテルで、なんかちょっと迷路的になっており、会議を担当するものにとっては、ちょっと厄介な気がしました。このエレベーターならいいけど、こちらはだめだといったところがあって。

 11月8日からは、ここで、会議が開催され、日韓友好がますます進むことでしょう。そうそう、来年は、日韓国交正常化40周年、日韓友好年なんですね。そういう意味で、今回の会議は、一つの節目に当るのかもしれません。今日、明日は、研修で、宿泊します。それで・・・ 更新遅れます。なんか、このところ、外泊が多いですね。いいような、悪いような。個人的には、自宅が、落ち着くので、余り外泊は好きではありません。HPの更新もできませんしね。


2004年9月8日

福岡空港風景 その2
その3 花がありました
空港風景 その2

福岡空港風景とやっと帰国 

 早めに空港に着いたので、うろちょろする時間がありました。それで写真を撮る時間もあったのですが。飛行場は、結構、自然もあるんですね。あまり意識をすることもなかったのですが、草もあるし、花もあるしといった具合に。いつもは、空港に入ったら、それで終わりなんですが、余裕があったので、こんな風景も見れたというのもありますね。本当にちょっと回りを見回せば新しい発見はきっと多いことでしょう。で、どうなのといわれるとそれまでですが。それはそれで、発見は、感動ですよね。

 実は、今日、帰国しました。写真と会いませんがいつものことだと思ってください。台風18号の影響で、交通機関が遮断され、一日遅れの今日、帰国したんです。たまたま、大きな予定がなかったからいいのですが。帰国したビートルは、揺れたそうですが、寝ていたので、余り気にならなかったし、他の乗客の方もほとんど席から離れていないところを見ると、それほどひどい揺れではなかったようです。私たちの韓国へのミッションはことごとく、台風で影響を受けているんです。

 これまで、3回ミッションを韓国に派遣しているんですが、みんな、台風の影響を受け、それまでは、1日早く終わるという結果でしたが、今回は、1日遅れて帰国ということになりました。まあ、韓国好きにとっては、1日長く、韓国に入れるということはそれはそれで・・・ そういう気はします。上司からも「あなたは、韓国から好かれているね」なんていわれましたが、そうなのかもしれないと思ったりして。とりあえず、韓国から帰ってきました。そういいつつ、出発風景の写真ですが。


2004年9月7日

総領事館の塀 その2
職場から外を見ると・・・ 夕焼けです。 花が、心を和ませてくれます。
県庁1階ロビーに展示された菊 その2

大韓航空10月31日から毎日就航 

 今回の出張は、11月に開催される知事交流会議、正式には、日韓海峡沿岸知事交流会議というのですが、その準備会議なんですね。この会議で、交流事業をどうするかとかいろいろ協議をするんですね。ただ、今回は、韓国側の知事がみんな代わったので、顔見せ興行的な意味合いが大きいのですが。会議は、慶尚南道で開催されるので、飛行機か、船で、いったん釜山に移動し、そこから、バスで会場に向かいます。

 そのため、今回の出張は、飛行機と船と両方使うことになり、行きは、飛行機、帰りは、船なんです。ただ、どこの知事も船は嫌なようで、結局飛行機を利用となるでしょうし、行き、帰りも同じ交通手段の方が安いということを考えれば、行き帰りを別々にする必要はないような気がするわけです。まして、大韓航空は、10月31日から、増便され、毎日釜山まで就航となれば、船に乗らなくてもいいのにと思いながら・・・

 先日、大韓航空の福岡支社長とお会いして、一緒に飲んだことがあるのですが、新韓銀行からクレームがあったとのこと。ようは、飛行機が増便されることで、船を利用する人が減る。そうなれば、今、設置している博多港の両替所を利用する人が減るということなんですね。それなら、空港にも作ればと話をしたら、空港には、福岡銀行があるので、それはできないとのこと。いろいろ業界によって大変なんですね。そう思いました。それにしても、やはり、日韓交流はすごいですね。飛行機増便ですから。


2004年9月6日

総領事の官邸門 総領事館
官邸 総領事館の門
外に出ると福岡ドームが見えます。 総領事館の門、勇壮です。

駐福岡大韓民国総領事館 

 今、韓国なんですが、紹介した写真があるので、明日ぐらいまで、日本の写真を紹介します。ここは、駐福岡大韓民国総領事館です。来年は、日韓国交正常化40周年、日韓友好年なんです。ただ、私が思うに、日韓がこんなに近く親しくなったのは、なんといってもワールドカップ以降だと思うわけで、ワールドカップといえば、2002年です。そのワールドカップも日本が韓国より先に負けたから、それから、韓国側が、日本に近づいてきたんですね。

 オープニングも中国までいかないにしても小泉首相の挨拶のときは、ブーイングは結構あったし、日本に対する風当たりって結構ありましたから。それこそ、開催地を決定する日なんて、日本人学校のスクールバスだとわからないようにしていたぐらいですから。日本が、負けて、日本は、アジア代表の韓国を応援していたんですが、それをマスコミが韓国で放映し、それから、日韓が近くなったのは、事実で、いい関係ができました。

 そういう意味で、日韓共同開催は成功だといえるでしょう。小渕首相と、金大中大統領の約束の通り、日本文化も開放されましたし、今の冬のソナタを代表とする「韓流」は、当分続くでしょうし・・・ いい傾向ですね。そう思います。先日、韓国語のボランティアの方の集まりに参加したのですが、結構、上手な方が多かったのは、ちょっとした驚きでした。それだけ、福岡は、韓国と近いということなんでしょうね。そういう意味で、40周年のイベントを福岡でやりたいですね。


2004年9月5日

国際会議場近くに係留していた遊覧船 近くには遊歩道が
港ですね。ずっと歩いていたいような。 南国の雰囲気の国際会議場。
国際会議場の象徴かな。 職場の方からいただいた泡盛「まさひろ」

壮行会 

 いよいよ、今日から韓国へ出発。ちょっと大げさですね。いつも行っているし、私にとっては、ほんと、なんと言うか、佐賀県に出張している感覚。それだけ近いということです。特に今回は、慶尚南道ですから、飛行機で飛び上がったらすぐ到着ですからね。昨日も仕事忙しくて、9時過ぎまで仕事していたんですが、残っているメンバーのうち、今日から出張に行くメンバーが、4人中3人いることもあり、壮行会をすることにしました。

 総勢、5名で開催しました。まあ、なんと言うか、ガス抜きですね。みんな忙しくて、ばたばたしているんで、たまには、こんな感じで、息抜きするのがストレス解消にもなり、いいのかなという感じはします。ただ、まあ、よくあることですが、スタート時間が遅いもので、当然、終わる時間も遅くなるんですね。私も結局最終列車でした。皆さん大丈夫だったのかな? なんて心配したりして・・・ 時々、こんな、ガス抜きがあるから、仕事回るような気もします。仕事の話もするけど、結構、本音で話せるので、参考になるし。

 写真なんですが、私は、乗った事ないんですが、最初の写真の船は遊覧船だそうで、船内では、飲食ができるそうです。船内で、生ビールを飲みながらクルージングいいなと思いつつ。写真だけで、乗っていません。残念。そして、いきなり最後の写真なんですが、同僚が、お土産に買ってきてくれました。ありがとうございます。沖縄の泡盛、その名も「まさひろ」・・・ 私の名前なんですね。実は、この焼酎、義理の兄夫婦が、結婚して、沖縄へ新婚旅行に行った時のお土産でもらったことがあるんです。それで・・・ リアクションなくて、申し訳ない。とは言いつつ、この酒好きなんです。ありがとうございます。


2004年9月4日

国際会議場横のサンパレス さすが国際会議場、知事がアップで・・・
アジア国際会議場の映像 国際会議場の喫煙場
ちょっと外に出ると・・・ ベーサイドがすぐ近くに見えました。

さすが、国際会議場 

 福岡市の施設なのですが、それと福岡市は、このような国際会議の誘致に力を入れているんですね。企業の誘致にも力を入れていますが、元々、このようなイベント誘致に力を入れているんです。それで、こんな立派な国際会議場も作った党いきさつはあると思います。さすが、福岡市、さすが、国際会議場といったところ。人が集まれば、当然お金も福岡市に落ちますからね。会議場は、とても充実しています。同時通訳システムもちゃんとできていますし、簡易テーブルも利用できますから、メモをとるのも本当に楽です。

 そもそもイベントを誘致という発想がいいですね。福岡市の名前もあがるし、人が、来ますから、ホテルを始め、飲食店、お土産の店は潤いますから。ただ、残念というか、この会議場の近くには、飲食店が少ないということでしょうか。その分、弁当屋が潤うのでしょうが。まあ、そのうち、イベント誘致が増えれば、飲食店街もできることでしょう。そういえば、私が就職試験を受けたとき、この国際会議場横のサンパレスも受けたんです。

 そのときは、初めての試験で、競争率50倍だったのを覚えています。一応、合格させていただきありがとうございます。今更・・・ という感は、ありますが。ここで就職していたら、毎日、ここに通っていたのかなんて思ったりして。県ではなくこの施設に来ていたら、どんなだったろうなんて勝手なことを考えたりして。だから、人生は面白いのかもしれませんね・・・ それと、話は変わりますが、5日から、韓国の慶尚南道へ出張するんです。明日ですが、しばらく、福岡の写真を紹介します。結構たまっているもので・・・ 皆さんご存知ですか。10月31日より、福岡⇔釜山間を大韓航空が飛んでいるんですが、週3便だったと思うけど、これが、毎日就航します。韓流の影響ですかね。


2004年9月3日

東公園の裏から入ると ちょっと風景が違います
光を浴びて青がきれいに浮き出します。 一定の時間になると水は流れ出すのでした。
川の中にももう一つ街があるような・・・ 川端の老舗はがんばります。

国際会議も終わりました 

 昨日で国際会議は終わりました。思っていたより、たくさんの市民、県民の方が会場に詰め掛けていたのが印象的でした。テーマも結構専門的なのに・・・ 私の横の方は、後ろの人たちがおしゃべりをするので、静かにしてくれ、自分はちゃんと聞いているのだからとアピールするし、それだけ熱が入っていたということでしょう。熱いぞ、福岡・・・ うれしくなりましたね。シンクタンクに耳を貸す人がこんなに多いのかと思うと。

 先日、新聞社の方から、山下さんは、韓国好きでそれだけ長く付き合っているのだから、何か書いたらどう? と誘われました。個人的には、とてもうれしい話でしたが、今更、韓国事情なんて本書いても仕方ないし、かといって、そんなに歴史詳しくないし、なんだかんだと考えていると、結局何もないんですね。それこそ、このダイアリーを本にするということは考えられうるけど、それこそ、1日とか、2日内の話なら何とかなるかもしれないけど、それじゃ、本にはならないでしょうから。

 国際会議に集まった各国のシンクタンクの皆さんは、それぞろいろんな分析をし、その研究成果を今回のこの国際会議の場で披露したわけですが、私の意識の中に「研究=理系」という公式があるんですね。それで、いろいろな立場から、分析がされ、報告があったのですが、なるほどそんな考えもあるのかぐらいの感じになってしまうんですね。ただ、シンクタンクの方は、それなりに苦労は多いと思いますが、好きな、研究ができるので、ある意味、趣味と実益が両立できていると言えるでしょう。

 そういう意味で、私も好きな韓国の仕事を続けられるというのは、趣味と実益なのでしょうかね。もっともたまたま、私に韓国が与えられたわけで、福祉だろうが、他の分野だろうが、与えられたものを好きになって結局、今みたいな感じ(韓国が好き)になっているんでしょう。そういう意味で、出会いは、不思議です。たまたま、韓国とであり、それが、ライフワークになるのですから。結構、そんな人って多いのかもしれないなと勝手に思っているのでした。


2004年9月2日

東公園の滝? 迫力あるでしょう。 韓国でも同じような花を見ました。それで写真を
県庁のいつもの通勤風景。これから一日が いつもの東公園の風景。落ち着く・・・
ここに勤めて○○年ですね。 東公園の池、心和みます

国際会議が始まりました 

 9月1日、2日と国際会議が始まりました。写真も撮ったのですが、早く載せないと時期を失いそうで、この写真を載せてます。経なんて涼しくて、こんな夏の風景の写真早く載せないと載せる時期なくなってしまいますからね。写真載せたいのがいっぱいで、といいつつ、載せる写真がないときもあって、結構難しいですね。写真の配慮というか、時宜にあった写真を載せるというのは・・・ 先日、大使館に行ったのですが、その時も大使館の職員から、山下さん、展示会に行ったけど思ったより写真いいですね。といわれたのですが・・・ 喜んでいいものか・・・ 複雑な心境でしたね。

 国際会議は、今回で、第4回になります。アジア各国のシンクタンクを招請して、シンポジュームを開くのです。地方発の情報発信ということでいいことではないでしょうか。私は、昨年から、韓国のシンクタンクの出迎えを担当しています。今回も担当しました。そして、今回のテーマがFTAだったこともあり、参加しました。実は、先日触れたことがあるのですが、私も九州地区のFTAの委員会のメンバーなんですが、その割には、あんまし知らないということもあって・・・ 少しは勉強をしなくてはならないと思ったわけで。

 そういう意味で、勉強になりました。特に日韓関係については、メンバー関係無しに私の専門分野になるわけで・・・ 本日、その会議がありますが、それにも参加します。さすがにシンクタンクは違うと実感しているのですが、それについていけないという面もありました。皆さんにとっては、常識なんでしょうが、私にとっては、全くわからないというか、言葉の意味がわからないんですね。できれば、もう少し噛み砕いて話をして欲しいなと思う方もありました。それにしても同時通訳の方はさすがですね。いつも思うことですが、話すことと通訳は別のことだなということです。改めて実感しました。そして、自分ももう少し、英語が話せたらいいなとも・・・


2004年9月1日

小倉リーガロイヤルホテルの照明 夜の動く歩道
近くの遊園地のイルミネーション その2
エイム内部奥では、ビヤガーデンが JR内では、国文祭の案内が

9月が始まりました 

 今日から9月が始まりました。早いものです。HPを担当しているというか、管理していると、特に私の場合は、月末と月初めは、忙しいですね。いろいろありますが、仕事が忙しいというのが一番でしょうね。それから、自宅で、HPを扱うわけですから、それなりに忙しいわけで。特に月末と月初めは、新たにページを作るわけです。まあ、わかる方にはわかっていただけるでしょう。今、小学生でもHPを管理している時代ですから、何をおっしゃるおやじさんと思っている人も多いことでしょうね・・・ まあ、時代の流れだから仕方ない。

 ジオシティーズで、無料で、HPのスペースをもらっているんですが、それも12Mまでなんですね。だから、私のダイアリーは、写真が多いこともあり、2ヶ月で、用量は、満杯状態なんです。それで、その前の日記は、「や、ましった2」へ移動します。それだけでは、「や、ましった2」が、かわいそうかなと思って、いろいろ企画物を作ってそれを掲載しています。今回は、先日の韓国の手工芸展で、展示した、写真を紹介しています。大きさが小さいから、それほどの迫力はないと思うけど、十分に韓国の宣伝はできていると思っています。

 今日、韓国キエップの要人を出迎えに行きましたが、その前に総領事館に行き、キエップの後は、韓国観光公社へ行ってきました。外回りも結構いいものです。デスクワークが長いからですね。たまには、外の空気を吸いたいというのがあるのかもしれません。人間わがままなもので、外回りが多いとデスクワークがいいと思い、デスクワークが長いと、外回りをしたいと思うのですから。本当に困ったものです。実感しています。たぶん仕事をしている今は、早く仕事やめてゆっくりしたいと思っているけど、仕事やめてしまったら、仕事をしたいと思うのでしょうかね。


   
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