コリアンダイアリー

○○韓国雑感 韓国は楽しい○○
  

 元福岡県ソウル駐在員の山下です(現在、県国際交流課在職)。韓国に住んで見ると、本当にいろいろなことがありました。楽しいこともありました。現在福岡なんですが、一韓国ファンとして皆さんに情報発信をさせていただきます。


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2002年10月31日

左上 南山の並木
中上 安重根記念会館前の石碑
右上 南山の風景
左下 南山タワーからの眺め
中下 小ステージ

外回りの1日

 昨日から、福岡からミッションが来ています。私は、昨日は、別のお客さんが来ていたので、本日、朝9時10分にソウルのホリデーインソウルで待ち合わせをしました。それから、一緒に動きました。ソウル市関連施設を午前、午後2ヶ所を訪問しました。時間調整もあり、その間、徳寿宮に少し寄ったり、南山の安重根記念館を訪問しました。安重根氏は、伊藤博文を暗殺したということで、日本では有名ですが、彼は、民族のためにいつも何が大事なのかということを考えていました。一つは、学習であり、もう一つは、産業だと考えていました。そのため、20代には、学校を2つ作り、会社も立ち上げたのでした。ところが、ある日、日本軍人に韓国人が殺されるところを見てからは、学問も産業も必要だが今は、武力で民族を守らなければならないと決意し、軍を組織したり等々・・・ 最後は、韓国における日本の顔である伊藤博文狙撃となったわけです。死を覚悟しての彼の行動は、民族の中に深く浸透しています。

 さて、仕事も終え、旅行社の方から、免税店、それから土産店に案内されました。もちろん私は、買い物をする気もないのですが、土産店は日本人観光客でいっぱいでした。当然、店員も日本語で対応しています。革製品から、小物、キムチ、のりまでそろっているのですが、値段は、結構高く設定されていました。日本人感覚で考えるとそれでも安いのかなと思うぐらいの設定でしょう。ガイドさんいわく、短い旅行日程で、市場によってわざわざ買うより、ここで買った方が得だという話。市場で買うと同じように見えても枚数が違ったりするし、わざわざ行くとタクシー代もかかるからという説明。妙に説得力があるような。ただ、日本人は、お土産が目的ではなく、その雰囲気を味わいたいというのがあるんし、同じメーカーで、同じ規格なのに、なぜ、枚数が違うのかという素朴な疑問も出てきました。単に、ここで買い物をすればキックバックがあるということだけではないでしょうか(素直に言えばいいものを・・・)。

 それから、食事を済ませ、この食事もおかしいんですね。ガイドさんは、昨日、プルコギだったので、今日は、骨付きカルビーを用意してますと、バスの中で話しておきながら、店につくとプルコギ用の鍋がセットされているんです。ガイドさんは少し、慌てて、店の人となにやら話をし、追加料金を払ってカルビーにかえることになりました。あのバスでの話はなんだったの。そのくらい旅行社だから、セッティングきちんとやれよな。私は、夕食招待という話を聞いていたので文句は言えなかったけれど、他のお客ならきっと怒るよなと思いました。自分で、言っておいて、追加料金はないだろう。実際、以前、海鮮鍋を頼んで、店についたら、煮立ってしまって水気もなくそれを食べてくれと言われた客は怒って、全部、他の料理を旅行社の責任で変えたことがありましたから。今回ももっと主張してよかったんじゃないかと思いました。

 それから南山タワーから夜景を見、2次会は、ショーが見られるところに行きたいということで、梨泰院にある店に行ってきました。ここは、7時40分から始まるからというガイドの言葉を信じて、7時40分に到着したのに、いっこうにショーは始まりません。結局、8時10分ぐらいから始まりました。何でも飲み放題だと聞いていたのに、ウイスキーは別料金だというし、ちょっとというか、かなり、その旅行社に対して、不信感がでてきました。手品から始まり、テコンドウ、ホーガン(ウイリアムテルが、使っているもの)等々・・・ 結構盛り上がりました。やはり、ここも日本人でいっぱいでした。この日の夜、FM福岡のラジオ取材があったり等、ばたつきました。こうして外回りの1日は、ホテルまで同行し、そこで終わりました。それともう一つ不満、帰り統一展望台経由で空港に寄るのになんで、別にオプショナル料金が必要なんでしょう。拘束時間一緒だし、別にオプショナルって訳でもないじゃないですか。そのくらい、焼肉の一件やいろいろあるんだから・・・ いかんいかん、怒りっぽくなって。さあ、皆さん、お疲れ様でした。団長さんありがとうございました。それでは、次回は、福岡県内でお会いしましょう。


2002年10月30日

左上 韓国観光公社の有料トイレ 右上 金浦空港のトイレ
左下 世宗文化会館のトイレ(外側) 右下 同会館のトイレ(内側)

韓国のトイレは、ハイテク

 先日、開催されたソウル観光祝祭でもトイレ美化運動に尽力した人の表象がありましたが、結構、トイレ美化には力を入れています。特に、ワールドカップ開催前から盛んになり、トイレ前には、いろいろなトイレ美化に関する標語が張られたり、花の絵が飾られたり等々工夫が凝らされています。トイレの美化だけではなく、韓国のトイレは、ハイテクトイレが増えたような気がします。左上のものは、韓国観光者前にある有料トイレで100Wを入れると自動でドアが開きます。そう、大きくもなく本当にトイレだけの機能ですが、中には様式の便器、手を洗い、乾かすシステムがあり、とても清潔でいいですね。私も、一度ためしにということで利用してみました。

 右上のものは、金浦空港のトイレで、ドアに液晶モニターがついています。ただ、これは装飾適用そのために設置されたものですが、下の世宗文化会館のものは、その改良型で、外側に2台の液晶が、上下にドア前に設置されていますが、下の液晶は、コマーシャルが流され、上の液晶は、トイレ使用中の場合のみ使用中と標記します。トイレ内部にも液晶テレビがあり、それを見ながらゆっくり用をたせるわけで、CM等が流されています。

 こうしてみてみるとトイレのイメージがずいぶん変わってきます。昔の汚かったトイレもどんどん綺麗になっていくのは嬉しい限りです。きっと日本も変わっているのでしょうが・・・ ワールドカップを境に、公共に対する市民意識も変わったような気がします。ボランティア運動を市民が行い、それがずっと今まで引き継がれてきているような感じです。違う意味で、ワールドカップ効果というものがあるんだなと思います。


2002年10月29日

混声合唱団の熱唱

ソウルには合唱団があります

 昨晩は、楽しく飲めました。ただ、疲れ気味であることには間違いありませんが。それにしても次から次とよく予定が入ることだと自分でも感心します。わざわざ、福岡から訪ねてくれる方があり、その方と夕食(もちろん酒つき)をしましたし・・・ 今日は、今日で、一山から花絵のミンさんが、訪ねてくれます。わざわざ一山から来てくれるのですが、当方としては嬉しいのですが、ソウルまで、1時間以上かかり、ちょっと気の毒です。と言いながら、私が一山に行くのも・・・
 今日は、合唱団の紹介をします。この写真は、先日開催されたソウル祭りの時の写真です。

 ソウルへ在住の日本人の皆さんが作る合唱団があります。今回は、男性、女性の混声合唱団です。この日は、ソウル祭りを終え、文化広報院で、ソウル祭り記念公演会が開催されました。プログラムは、よさこいソーラン ソウルバージョン、安達太鼓演舞、韓国伝統舞踏、混声コーラスと続きました。よさこいソーランは、日本人学校の小学校1年生から4年生の有志で行われ、安達太鼓は、ソウル祭りで演奏をしてくれた皆さんの再出場です。せっかくだから2階公演をしてもらおうというのが目的かな。それと、韓国でも有名で、今年8月には、日韓文化交流基金証を受賞したハヌルリム芸術団舞踏監督の金利恵さんの即興舞が、披露されました。

 失礼ですが、最後の混声コーラスは、思っていたよりうまく、疲れた心や体をそっと包んでくるような印象を受けました。最初にふるさと、コヒャンエポム、翼をくださいの3曲でした。皆さん忙しい方で、特に男性の皆さんは、それぞれ仕事を抱えていますが、その時間をさいて練習を続けているそうです。次回は、クリスマスでしょう。当初、男性コーラス部はなく、女性だけのコーラス部でした。94年当時、エンナレアガシーという名前のグループでした。エンナレというのは、昔のという意味で、アガシーは、若い女性を指すものでした。ただ、これが、韓国人にとっては、昔、飲み屋のお姉さんだったというイメージがあり、この名前はけしからんというので、第1回目のソウル祭りの時は、ソウル市役所からいろいろクレームがついたのを覚えています。私は、別に昔、飲み屋のお姉さんでも別にかまわないと思うのですが。それだけ、美人だったということで・・・

 今回合唱団のお話をしたのはちょっと意味がありまして、以前、博多会(ソウル県人会)の会員で、コーラス部にも属していたのですが、現在、台湾に勤務しているHさんからの情報提供をご紹介しようと思いまして・・・ 彼の出身の九大コールアカデミーが、韓国の延世大学グリークラブのけん総会に賛助出演するそうです。で、お時間のある方はぜひ聞きにいってほしいというものです。11月22日(金)18:00〜(予定) 会場 延世大学校内 百年記念館


2002年10月28日

左は、日本ブース 右は、歩行者天国になったステージ付近

ソウル祭り

 参加国18カ国によるソウル祭りが昨日、開催されました。展示ブースを担当する私としても9時40分には、会場に到着し、会場設営を行いました。そろいの赤い法被を着て・・・ この日は寒かったんですが、場所も繁華街ということもあり、多くの市民が集まりました。ソウル市のロゴマークが決まりそれをお披露目する場でもありました。それで、そのロゴの入ったTシャツを無料で配っていました。ロゴマークは、ハイ(HI)ソウルで、ハイが、人の形をしているものでした。

 展示販売と、料理部門に分かれて実施されました。展示の方では、福岡県のうポスターを含む各県のポスターを展示し、各県のパンフレットを配布しましたが、一番よく出ていたのが、東京都の地図でした。それと日本全体を紹介するパンフレットも出ていました。福岡県のパンフレットも出ていましたが、思ったほど出ていないという感じでした。

 世宗文化会館の前の通りは韓国でも広い道路なのですが、それが歩行者天国になるのですから本当にすごいなという感じです。ここでパレードが行われたのですが、私もめったに横断することができないので、時間を見て横断をしました。最も片付けをし、荷物を日本大使館の文化広報院まで台車を使って運んだ時もこの道路を横断しました。これまでは、子供大公園とか、家族公演等、閉鎖された会場だったのですが、今回は、オープンスペースだったこともあり多くの人が集まりました。

 展示場では、大使館(文化広報院)の職員が率先して、けん玉を披露していましたが、とてもうまいので、通行人が一度は立ち止まるという状況でした。それなら、私もということでやったのですが、なかなかうまくいきません。日本文化を紹介するには、このようなのも練習しておくべきだなと今頃・・・ 決意しました。多くの人が、楽しんでくれたようで私たちも嬉しく思いました。

 ただ、土日無しで、このところ働いていることもあり、休みたいというのが本音です。今週休みが取れるといいのですが、さてどうなることでしょう。皆さんも休みをとりましょう。


2002年10月27日

河川敷のステージには多くの市民が集まりました 右はステージで繰り広げられるあわ踊り

ソウル観光祝祭

 昨晩、二村洞の河川敷で、第1回ソウル観光祝祭が開催されました。私も案内をいただいたので、家族を引き連れ出かけました。この日はとても寒い日でしたが、多くの人が集まっていました。開始時間は、5時からでしたが、5時30分過ぎに到着。観光功労賞のような表彰式が、ステージでは行われていました。そのセレモニーが終わったのが、6時。それから、韓国の太鼓、大阪から出演のあわ踊りが続きます。

 寒いので、挨拶は簡単にといいながら、結構長いんですね。本人はそれでも短くしているつもりなのでしょうが。プログラムにも開催時間と終わる時間しかかかれてなく、もちろんかいてあれば、あいさつの時間や、表彰の時間が終わる頃に会場に行っていたでしょうが。寒くはありましたが、ステージの熱演で、会場は盛り上がりました。

 大阪のあわ踊り保存会の中心的存在が、かなり年配のおじいさんとおばあさんでした。さすがといった感じです。本当に動きがいいんですね。ただ、かなり薄着だったので、風邪が心配です。子供達から寒いから帰ろうという話になり、結局、最後まで見ることなく引き上げました。後から聞いた話では、その後の沖縄のエイサーもよかったという話でした。それに、日本の花火師が繰り広げた花火は、これまで見たどの花火よりよかったと好評でした。

 日韓交流が進む中、また今年は、日韓交流年でもあり、このような日本文化が紹介されるのは嬉しい限り。ソウルに住んでいると、日本で見れないようなものを身近で見れるのがいいですね。ただ、あわ踊りは、大阪が本場ではないのですが、このような踊りは、ボーダレスになってきているのかもしれません。そのうち、韓国にも保存会ができるかもしれませんね。


2002年10月26日

浦項から光州へ向かうバスの中から撮影

明日は、ソウル祭り

 明日、世宗路を中心にソウル祭りが開催されます。早速今日もFM福岡で、ソウル祭りをPRしたところです。生放送なので、この時間(朝8時)に聞いている人ってそんなに多くないよな・・・ と思いながらもPRをしました。たくさんの人が集まってくれるといいのですが、場所もいい(世宗文化会館前)ので、昨年より多い人手でしょう。今日の夕方からは、韓国観光公社主催で、河川敷でお祭りをするそうですが、ちょっと寒いのがね。といいつつ、私は、福岡市からソウルに来ている方のお相手で、ソウル日本人クラブへ行ってきました。

 さあ、今日もがんばって仕事をしましょう。ところが、今日は、事務室の掃除なんですね。聞いてなかった・・・ 先日、浦項から光州へバスを使って移動した話は以前した事がありますが、移動時間が、5時間と長いこともあり、バスの窓から写真を撮りました。本当に田舎で、稲が実り、見渡す限り金色の世界でした。なかなかソウル市内では目にすることができませんが、本当にいいものです。今も放映されているのかどうかわかりませんが、昔、「世界の車窓から」という番組があり、世界の車窓を紹介するものでした。それをちょっと思い出したのですが、この景色は、珍しいというより、懐かしいという気持ちにさせてくれました。

 田舎はいいですね。心が和みます。といいつつ、日本では、田舎に家を建てたのですが、現実は、通勤がきついし、学校(高校)等への通学もきつそうです。今、住んでいるところ(ソウル)は、大都会で、通勤もバスで、20分、もちろん地下鉄の駅も近くにある。食事をしようと思えば、歩いて、5分も行けばたくさんあるし・・・ 都会生活に味をしめるとまた、田舎生活に戻るというのは、結構きついものがあります。まあ、経済的なものを考えると多少(かなり)、きついからといって、そんなこといっている場合じゃないのでしょうが。


2002年10月25日

急に始まったイチョウの黄葉、浦項で食べたたこ

急に寒くなりました

 等々、我家でもオンドルが入っていました。オンドルは、床下暖房で、寒い季節、本当にありがたいものです。どんなに外が寒くても部屋の中が暖かいから寒さもそんなに苦になりません。ソウルにいて、寒くなったなとか、冬が近づいたなと感じるのは、人によって違うのでしょうが、私の場合イチョウの黄葉からです。ソウル市内には、イチョウの並木が多いのですが、それが、黄色く変わり始め、落葉するようになると冬が一歩一歩近づいていると実感します。

 ここ数日急に寒くなったこともあり、私の住む団地近くのイチョウ並木も一気に黄葉し始めました。体感で、寒いと感じるより視覚で寒さを感じているといったところ。厳しい冬ももうすぐそこといったところでしょう。今日は、先日訪問した、浦項で食べたたこの話をしましょう。

 大学の友人の紹介で、海産物を出してくれる店に行きました。実は、この日、その前に刺身屋で結構、刺身を食べてきたので、もう、いらないという気持ちだったのですが、つまみにということでこのたこ(韓国語でムノ)を食べました。この浦項は、海辺にあることもあり、海産物が豊富とのことでした。近くには、釜山のジャガルチ市場を小ぶりにしたような市場もありました。

 このたこは、生きたまま、ゆでるのだそうです。丸ごとでてきた時は圧巻でした。それを店の方が、はさみで、さばいてくれます。そのまま、わさび醤油につけて食べてもいいし、コチュジャンでもOK。私は、韓国人の友人と食べに行くことが多いのですが、チシャや、ごまの葉の上に、わさび醤油につけたたこ(刺身類)を置きその上にコチュジャンをつけた生にんにく置き、それを巻いて食べるのが一般的になりました。韓国の野菜おいしいし、みんなにんにく食べているから、抵抗無く食べられます。

 まあ、韓国の場合、食事に関しては、こうしなければならないというものはないような気がします。おいしいものをおいしく食べるというのがあえて言えばルールなのかもしれませんね。また、あのたこを食べてみたいですね。


2002年10月24日

観光説明会のロッテホテル37階から撮ったソウル市内

ソウル祭りの打ち合わせ

 昨日の観光説明会は、何とか終わりました。韓国語の発音がいいと誉めてもらったんですが、まあ、自分で自分の実力知っていますから・・・ それでも韓国語を知らない日本人が聞くと韓国人に見えるようです。それはそうといろいろ質問があったんですが、その中で、日本人は、韓国に旅行にきたとき、大体ホテルでは、日本語が通じるので、言葉の問題はないと思うが、逆に、韓国人が、日本に行って韓国語で話してもほとんど通じない、本当に韓国から客を予防というのであれば、その辺の改善はできないのかというもの、もう一つは、ゴルフという切り口ではなく、アトピーに効く温泉はないのかというものアトピーを切り口に旅行商品を作りたいというものがインパクトがありました。

 言葉の問題は、やはり大きいですね。英語だってどこまで日本人できるか・・・ 私が思うのは、アルバイトで留学生を雇うというのがいいと思うんです。ただ、常駐ではなく、登録制度にしておいて、必要な時に派遣というのが効率的かなと思うのです。それぞれの施設にとってもメリットがあるし、留学生にしても潤うわけですから。アトピーに効く温泉というのは、残念ながら、福岡県内には無いようです。旅行の形態も多様化しており、贅沢旅行とリュックサック旅行のように節約型旅行に分かれています。アイデア次第では、いろんな旅行商品ができるようです。

 その後、3年ぶりぐらいに韓国の方と会いました。私は、人の名前を覚えきれないのですが、彼は、きちんと私の名前を覚えていました。ちょっと感動ですね。明日は、別件があるから時間が無いということでわざわざ遅い時間に会いに来てくれたのですから・・・

 さて、今日は、27日に開催されるソウル祭りの最終打ち合わせということで、昼休みからソウルジャパンクラブの会議室に集まりました。最終打ち合わせといっても私は、最初で、最後の打ち合わせです。急遽、ソウル祭り実行委員長から連絡があり、展示の方をぜひ手伝ってほしいということで、引き受けてしまった・・・ といいつつ、私がここに駐在している期間、これまで毎年担当してきてはいますが。

 第1回目の時、95年だったと思うのですが、当初は、日本大使館に話が行きましたが、日本大使館側は、受けられないということでソウルジャパンクラブに話を持ってきました。それから毎年、ソウルジャパンクラブが受けるようになったという経緯があります。他の国は、大使館が受けているという話を聞いたことがあります(もちろん全部ではないでしょうが)。今日の打ち合わせには、大使館の方、私のように地方公務員の方、婦人会の方、民間企業の皆さんが集まっていました。今回の会場は、世宗文化会館一帯ですので、結構多くの人が集まることでしょう。ここでも福岡県のPRをさせていただきましょう。ただ、休みがつぶれるのが辛いところですが・・・


2002年10月23日

南山タワーからの降りる道

観光説明会

 今日の夕方から、観光説明会が実施されます。本当は、午前中の表敬訪問に付き合うはずだったのですが、業務上いろいろあって、行けませんでした。まあ、よくあることです。今日の2時30分からの合流です。今回も私の出番が多いので嬉しい限りです。せっかく参加するなら、福岡県の山下の名前を出したいからですね。

 今回は、観光説明、レセプションの乾杯の挨拶、抽選会の司会・・・ でも、私みたいな若輩がしていいのかな? 今回の団長は、私より上だし、儒教の社会の韓国でそれは、どうなんだろうと思うところ。これまで、いつも影武者のような仕事(そういいながら、ラジオにでたり、テレビにも出たな)をしてきた自分としては、ちょっと気恥ずかしい。

 そんなことはいってられないことにふと気が付きました。今日話す原稿まだ考えていないんですね。昼休み時間作ることにしましょう。なんか、こんな泥縄生活に染まってしまった自分が悲しい。いろいろな意味で余裕がな意というのが実情。この前なんか、ステージに上がって、待ち時間で、原稿を作ったりしたこともあるくらいです。それなら、ダイアリーやめたらいいじゃないという声が聞こえそうですが、これは、私のストレス解消ですから・・・

 福岡県のPRといっても細かな観光地を紹介してもだめなんですね。福岡県のイメージをみんなに伝えること、それと駐在事務所があるということそれがポイントだと思っています。行政だけの説明ではなく、業社を連れて一緒にしないと具体的な話はできないし、表敬ではなくビジネスマッチングが必要だと思います。そういう意味で、福岡県の旅行業社や、ホテル、テーマパークの皆さんと一緒にいろいろ回りたいと思っています。次回は、スペースワールドさんと一緒に回りましょう。福岡県内の旅行関係の皆さん、ソウルにお越しの節は、ぜひご連絡ください。私も旅行社知ってますし、皆さんのビジネスチャンス拡大のために協力させてください。

 嬉しいかな(悲しいかな)・・・ 以前福岡にいる時にあった釜山のキムチ屋さん(福岡県への売り込み協力をした会社)が、わざわざ今日訪ねてくるんですね。駐在する前にあった方なんですが、県庁に電話をして、私が、ここソウルに勤務していることを聞き、わざわざ訪ねてくるとの事なんです。ただ、前述のとおり、観光説明会が、9時までありますので、それから会うんですね。今日も遅くなりそう。いつものことか・・・


2002年10月22日

オブジェ作り風景(光州市)

駐在員は辛いもの

 展示会は、今日まであるのですが、一足先に光州からソウルに戻りました。福岡県の仕事で、調印式があるので、それに参席するためです。結構、土日無しで働いているので休みたいというのが本音ですが、駐在員は、なにせ一人しかいませんので、仕方ありませんね。今は特に携帯電話がありますから大事な会議等以外は、電源を入れていますから結構、仕事が入ってきます。携帯にかかってくる分は、急ぐ内容が多いこともあり、便利になった分、大変だなと実感しているこのごろです。

 無事、調印式も終え、夕方、職場に戻り、西九州の観光説明会事前打ち合わせのため、焼肉やへ向かいました。精神的にいろいろあり、このごろよく忘れる(年のせい?)のですが、この日もタクシーの中にかばんを忘れてしまいました。すぐに気が付きタクシーに電話をし、かばんを手にすることができました。本当に困ったものです。でも、辛い反面、いいことも結構あります。偉い人に会えるとか・・・ 知事の横に座って話ができる県職員は、果たしてどのくらいいるでしょう。特に私のような下っ端が・・・

 このHPは、本来、韓国を紹介するものでぼやきは、載せないつもりでしたが、まあ、ストレス解消というか、自己主張ということでお許しください。さて、ぼやきは、このくらいにして、光州市で目にした光景を紹介します。光州市は、芸術と食の町です。ここでも、本当に韓国の芸術家の様相の人が、一生懸命オブジェを作っていました。さすが、芸術の町という印象を受けました。私も一つ欲しいと重いましが、何せ、大きさが半端ではないので、手荷物でもって帰れないのでやめましたが、自宅の庭に一つあるといいのかなと思いました。

 今回紹介できませんが、青磁の里も光州にあります。開発から取り残された分、食であり、芸術に力を注ぐ人がいたというのは事実のようです。光州事件に代表されるように、民主化発祥の地であります。日本から行くのは、ちょっと不便です。日本からだと、仁川国際空港に行き、そこから、金浦空港に行き、光州空港に行くのが一番早いのですから。以前は、国際便も会ったのですが・・・ 釜山からの航空便も多くないので・・・ やはり、ソウル中心なんですね。そう思いました。


2002年10月21日

黄葉が、始まった光州

光州・・・

 展示会会場のある光州は、民主化発祥の地です。おしゃれな人が多いというのが印象です。人口140万都市。福岡市と人口規模は変わらないのですが、ちょっと田舎かなという感じの都市です。そこが光州の魅力かもしれませんね。今日は月曜日ということもあり、お客はあまりいません。それならと、こうしてダイアリーの更新をしています。第1回目が、ソウル、第2回目が釜山(人口400万人)、そして第3回目が人口140万人の光州ですから、これだけ入ることはすごいことかもしれません。ただ、担当としては、できるだけ多く入場してもらえればと思うわけで・・・

 この展示場のあるビエンナーレ会場の周辺は公園になっており、昨日まで、キムチ祭りが開催されていました。その関係もあり、お客がこの会場に流れてくるということがあったのですが、それも昨日で終わりました。入場者数30万人と発表されていましたが、どう見てもそんなに入っているふうじゃないのですがどんなふうにカウントをしているのかと思ってしまうのは、私だけではないでしょう。

 光州は、芸術の町と呼ばれています。食は全羅道にありといわれ、ここ光州もおいしい、食事を味わうことができます。もともと工業都市ではなく、農業が発達しているため(いろいろな事情で)、おいしい野菜がとれる事もおいしい食事につながるのでしょう。一度、光州で韓国料理をお楽しみください。さあ、展示会も明日で終わりです。


2002年10月20日

合流して食事会

仕事が終わったら

 仕事が終われば、あとは、ストレス解消、情報交換をかねて、食事会。今日は、大分県の皆さんと食事会です。この店は、オリタンの店です。オリというのは、鴨とかアヒルと日本語で訳されています。日本だと鴨とアヒルは区別するんですが、韓国では、あんまし区別してないみたいで・・・ そういえば以前、サザエを頼んで、結局、サザエに似た巻貝が出てきたことがありました。ある程度大き目の巻貝をそのように呼ぶようです。

 それはそうとオリタン(鴨鍋)は、そこそこおいしく食べることができました。大分県の皆さん4人と福岡県(北九州市1人、福岡県2人)で、情報交換もできました。こういう展示会だからこそ、一緒に会食なんてことになるのでしょう。この店は、その前日、富山県の職員が、行ったそうで、その職員から紹介をしてもらいました。おかげで、4000Wまけてもらいました。7人で、7万Wですから一人1万Wです。ビールを飲んで、食事をしてこの値段ですから結構安いと思います。

 朝、結構ゆっくり起きていいのですが、ホテルを9時10分に出発するのでそれまでに準備をすればいいのですが・・・ 結構疲れているっこともあり、早く寝てます。9時とか、10時には寝ているんですが、大体、1時とか2時とかに目がさめて眠れないんですね。結局朝方、1時間とか2時間寝て会場に向かっています。結構疲れているからでしょうか。ホテル生活ももういいなと思っています。家に戻ってもただ、寝るだけなんですが、家にそろそろ帰りたいと思うようになりました。


2002年10月19日

福岡県のPR

福岡県ブースは効率的

 これが福岡県ブースです。中央に大型テレビ、後ろには、ポスターを貼っています。本当は、福岡の名産品を展示したり、酒や焼酎の試飲があればいいのかもしれませんが、福岡県は、結構予算が厳しく、それができないんですね。その代わり、ノベルティーを作ってこれで、客集めをします。もちろんPRになりますから。うちのブースは、県事務所が韓国内にあるということで、すべて、駐在事務所が対応します。

 メリットは、経費を抑えることができるということ。それに、私と韓国スタッフの2人で対応しますので、通訳なくても仕事ができるということがあります。デメリットは、物産のPRができないこと。土日無しで仕事して、ストレスがたまり、デスクワークがたまるといウ事でしょうか。他の県もたくさん出展しているのですが、ブース代だけで100万円、出張者が数名いますので、その経費まで入れると結構かかってますよね。その点、当県のブースは、費用対効果を考えても効率的だと思います。他のブースの1/10かな。そうそう、北九州市のブースも費用対効果を考えると効率的です。さすが福岡県にある北九州市。

 展示会は、うるさいんですよ。人が多いし、いろいろな音が混ざってストレスです。会場に長くいるだけで、疲れてしまいます。まあ、これが仕事ですが。さあ、今日もがんばりましょう。


2002年10月18日

オープニング風景

日韓フェスティバル

 昨日から、日韓フェスティバルが、光州ビエンナーレ会場で始まりました。せっかくだからとオープニングセレモニーの写真を載せてますが、私自身は、その間、パンフレットを袋づめする作業をしていました。参加者の話だと、挨拶が長く、ちょっとねーと言う意見が大半でした。まあ、オープニングは、どうしてもそうなりますね。仕方ない面はあると思うのですが、事務局の皆さんは、一生懸命動いているのでしょうが、どうしても上からの指示があるし、いろいろしがらみがあるから難しいところなんですよね。その辺の英断できる人がいるとすっきりしたオープニングになるのでしょうが。

 会場は、ビエンナーレ会場を利用しているため、一つのフロア−ではできません。2階と3階を利用しているため、縦の移動が必要だったりとか、日本の伝統文化紹介(踊り等)は、歩いて20分と移動が大変ですが、キムチ祭りと重なっているため、そこそこ人は入っているようです。本来は、ワールドカップ前に実施するはずでしたが、会場の都合で、ワールドカップが終わって開催することになりました。でも、それはそれでいいのかなと言う気はします。ワールドカップは、きっかけであり、日韓交流は、これから続くものだからこだわる必要はないと思うからです。

 22日まで、多くの人にこのフェスティバルに参加いただき、日本に関心を持ってもらえるといいのかなと出展者としては思っています。福岡県のブースは、明日紹介します。


2002年10月17日

私の乗ったバスとバス登場チケット(乗客用)

今日から日韓フェスティバル

 昨日、セミナーを終え、浦項から光州へ移動です。移動手段は、高速バスしかありません。予定所要時間4時間半・・・それなら、バスの中で寝ればいいやと割り切ってバスに乗り込みました。乗車券は、19900Wで、優等バスとーb言って座席が3列のデラックスバスと言うところでしょうか。乗り心地は、まあまあです。距離は、300キロをちょっと越えています。出発予定時間の2時に出発し、30分後に高速道路に入りました。

 田んぼが続くのですが、黄色に実った稲穂、それに稲刈り風景は、田舎そのもの・・・ 忘れかけていた風景で、心が和みます。パソコンでもしようかと思ったのですが、バスの中ではそんな状況ではありません。ゆれるし、テーブルも何もないのですから。それなら寝るに限ると不思議と電話がかかってきます。今いいですか・・・ いや、今寝ていたんで今度なんて話もできませんから、それが、何度か続くと眠れなくなってしまいました。

 光州に到着したのが、4時間後の7時過ぎでした。バスに乗ったなあと言う心境になります。そこから、タクシーに乗って、ホテルへ移動しました。先に到着していた、福岡県スタッフと合流し、生ビールを飲みながら明日の打ち合わせをしました。そうなんです。今日から、日韓フェスティバルが始まります。飲んでいると電話がかかってきて、ラジオ出演依頼です。今晩、電話で取材をするそうで・・・ ちょうど日韓フェスティバルの紹介ができるな、いいタイミングだななんて思ったところでした。日韓フェスティバルについては後日ゆっくりお話します。


2002年10月16日

福岡県のPRをしている山下、学生と一緒に記念撮影

早速講演

 前日は、結構遅くまで飲みました。料理の話は、また折を見てお話いたします。当日は、午前中1時間時間を取っているからということで・・・ 1時間も話せないよ。40分話して、20分質問と言うことになりました。嬉しいことに黒板には、山下所長集中特講(特別講座)と這ってありました。大学1年生が、70人ぐらい集まっていました。最初に福岡県のPRをして、次にこちらに来て感じたことをいろいろ話しました。そうなんですね。学生にしてみれば、韓国以外しか知らない人が多いので、参考になればと思って。

 結構、みんな熱心に聞いてくれました。やはり気になるのは、物価の違い等々・・・ ただ正直言って、一人でぶらりと福岡にきたとしても言葉の壁があって、いろいろ大変かなと思うことです。まだまだ、福岡県は、アジアに開けたと言いながら、韓国語で対応できる人は、観光案内所では、皆無に等しいような気がします。今、韓国語ブームで、結構、韓国語勉強している人がいるし、留学生も多いし、そんな人を活用すればいいと思うのですが。

 何とか、かんとか、講演は終わりました。福岡に少しは関心をもってくれたようで、冗談でしょうが、ぜひ、福岡に行きたいといってくれる学生もいました。親しく、話し掛けてくれる人もいました。面白い質問があって、国際結婚についてどう思うかと言う質問です。私は、同じ日本人同士でも相手を理解できず、合わなくて、離婚する人って結構多いから、逆に環境が違うところで育った外国人の方が、相手は最初から違うと言う認識でうまくいくのではないかと答えました。


2002年10月15日

浦項空港の外観

pcも自由に使えます

浦項空港

 この空港は、初めて利用です。できてまだ間もないと言うこともあり、とても綺麗な空港で、仁川国際空港や、福岡空港のようにガラスを多く使っていました。現在のところソウル(金浦空港)としか結ばれていません。空港内には、無料で利用できるパソコンもありました。私も早速、メールを送りました。観光案内所と、レンタカー会社の受け付けカウンターがあります。

 ソウル、浦項間を1時間で結んでいます。今回は、セミナーで話をするための訪問です。大学生相手に福岡県のPR(もちろん韓国語)をするのですが、ちょっとした緊張です。結構慣れているつもりなのですが・・・ それよりも、今晩は、大学の先生に会って一緒に酒を飲むのですが、それが楽しみであります。浦項は、ポスコという製鉄所で有名です。生産量は、世界1だったと記憶しています。優秀な人材が、韓国の中からここ浦項に集まると以前話を聞いたことがあります。

 今は、製鉄のみではなく、大田市のような、学術都市を目指しているそうです。私が講演する大学は、浦項第1大学校という大学で、インターネットを使った広告とか、観光振興といったユニークな学部があります。歴史のある大学で福岡と交流をしたいという話をしていました。もし、ご希望のある大学ありましたらご連絡ください。


2002年10月14日

ロッテワールドにて

日韓並んで

 今日日本は休みだと言うこともあり、電話がものすごく少ないですね。
 皆さんに、日本人学校の秋祭りの案内をしておきながら、秋祭りでは、生ビールと焼きとり等つまみがないかもしれないというので、行くのを止め自宅で名刺を作りました。業者に頼んでもそんなに費用もかからないと思うのですが、自分でするのが好きと言うか、趣味の世界ですね。今週からいよいよ最後の日韓フェスティバルが始まります。福岡県としても出展します。この間に結構、名刺配るだろうと思って・・・

 その前に、浦項第1大学で、福岡県のPRをしに行きます。あんまし気が乗らないのですが、これも仕事ですから。大学で話をして、浦項から日韓フェスティバル会場である光州まで移動するわけですが、飛行機もなく列車もなくあるのはバスのみそのバスも1日4本しかありません。光州まで4時間半もかかるんですから。ソウルから移動をする分は、いろいろ便利がいいのですが、地方間となると結構不便なところって多いんですね。ソウル一極集中の弊害でしょうね。

 出張が続くこともあり、しばらく日記更新も休みです。22日に更新いたします。いずれにしても日韓交流がますます深まることを祈念しながら、しばらくお休みいたします。


2002年10月13日

オブジェと一緒に

何かちょっと

 ここは、高速バスターミナルの地下風景です。日曜という事もあり、多くの人で、にぎわっていました。ちょっとした広場に人の形をしたオブジェが展示してあります。その間に隙間があって、そこに(本物の)人が腰をおろして休んでいるんですね(上の写真)。オブジェとそこにいる人とが妙にマッチしていて何かちょっとおかしいなと思ったわけです。このオブジェを作った人もその辺も考えていたのかもしれません。人間が変わることでその全体のオブジェ雰囲気も変わってくることでしょう。

 で、私が思ったのは、これはオブジェと人間の関係ではなく、人間と人間の関係とか、人間と社会の関係を表現しているのではないかなと言うことです。例えば、身近な例が結婚ではないでしょうか。結婚相手が変われば、結婚生活も変わってくるものでしょうし、価値観も変わってくるでしょう。社会が違っていれば、自分の価値観も変わってきているわけです。

 日韓の場合も当然、これまでの歴史も違えば、環境も違うわけでそこで暮らしてきた人たちは、違いがあってあたりまえなわけです。その違いを違いと受けとめつきあっていく事が大事なわけです。ただ、外国人だからというのではなく、同じ日本人でもそれぞれ、育った環境が違うので、同じことが言えますね。


2002年10月12日

職場玄関前の花

今日も出勤です

 これまでの仕事がたまっているので今日は、出勤しています。あまり気が進みませんが、来週になると日韓交流際の関係で、時間がありませんので、今日、明日がんばっておかないといよいよと言う状況に追い込まれますから。こんな時、なぜか、玄関前のアジョシ-(警備員)が挨拶してくれるのが嬉しかったり、玄関前の鉢植えの花が嬉しかったりと… 変なところで嬉しくなたりします。今日は、朝から出てきたのですが、結構効率よく仕事ができました。花のおかげかな。

 休みの日は、電話がかかってこないと言うのが一番ですね。集中して仕事ができます。それと土曜日だと、廊下等の照明がついているので、気持ちも明るくなるような気がします。照明というか環境で、仕事の能率も変わるものです。本当は、今日、バーとやってしまって、ゆっくりリフレッシュしてまた仕事をすると言うのがいいような気がします。そう、思うだけでできてないと言うのが事実みたいです。

 さあ、今日は、もう少しがんばって、明日は、ゆっくりしようかな。そういえば、明日は、日本人学校の秋祭りです。久しぶりに秋祭りに行ってみることにします。バザーもあるようですので、ご関心のある方は、日本人学校へお出かけください。ただ2時過ぎには例年終わっていたような気がしますので、できるだけ早めに行かれますよう。


2002年10月11日

ステージでの熱唱風景、となりでは、肉が焼かれている

秋祭りも終わりです

 今日で、秋祭りも終わりです。ステージでは、熱唱が続きます。素人喉自慢で、ちゃんと作曲家や作詞家が審査席に座っていますし、伴奏も生バンドです。ステージの裏では肉がおいしそうに焼かれています。焼いている一人の方が挨拶をするんですが、なんてことはない、私の行きつけの第一ガーデンに勤務している人でした。この地区に働く人たちが、みんなで、お金とマンパワーを出して、この祭りを盛り上げているのでした。不思議なもので、ステージ近くに席がいくつか用意されているのですが、みんな遠巻きで、ステージを見ています。確かにいすの置いてあるところはあまりにもステージに近すぎますからね。

 こうして韓国の短い秋も終わっていきます・・・ まだ、秋ですが。今日は、SJC(ソウルジャパンクラブ)の運輸サービス部会が、開催されました。月一度昼休みの時間を利用して行われます。大体、12時10分ほど前に集まり、食事をとります。これまでの経験では、カレーが多かったような気がします。そういうこともあり、カレーを期待していたのですが、今日は、幕の内でした。どうりで、あの日本食のお店のトラックがビルの前にとまっていたんだと変なところに感心したり。

 SJCの会議室を利用して、韓国語の授業があります。私も最初の赴任時の3年間と、2回目の駐在員の1年間、ここで勉強しました。で、1年半以上、顔を出していないわけです。たまたま、その先生が、SJCに見えてあって、いきなりの挨拶が、山下さん、まだいらっしゃったんですね。先生の感覚としては、8年以上も前から、ソウルにずっといると思っていらっしゃることでしょう。会議では、福岡県のPRをさせてもらいました。どんな仕事をしているかも含めてということだったので、思いつくまま、ここ3ヶ月の実績予定を書いてみたのですが・・・ 結構忙しいですね。そういいながらもソウル祭りもするようになりました。今月は、土日がないな。


2002年10月10日

地下鉄に設置されたテレビ

失敗しました

 昨日は、夕方から、福岡県からの来客(企業)でした。16名で、経済関係、IT関連についての話をしに韓国料理店高麗亭へ出かけました。この店は、江南にあり、時間帯が、ラッシュ時間なので、最寄の駅まで、地下鉄で行き、そこからタクシーで行くことにしました。7号線の鶴洞駅から近いということを聞き、1時間半前の5時には、職場を出て1号線鐘閣駅から、鐘路3街で3号線に乗り換え、高速ターミナルで7号線に乗り換え、鶴洞駅には、6時に着きました。今行くと早すぎるかなと思いながら、写真を数枚とって、タクシーに乗り込んだところ運転手が、店を知らない。電話で確認をしたら、10分ぐらいでつくということ。

 ところが、渋滞が激しいこと… 挙句の果てには、運転手が道を間違え、会場に着いた時には、15分遅刻。もちろん、店に電話をし遅れることを伝えましたが。車の中でも走りたい心境でした。会場には、既にみんなそろっており、平に謝りました。アー失敗したな。話もそこそこに済ませ、食事になりましたが、あまり食欲もなく、ただ勧められるままに酒ばかり飲んでいました。皆さん申し訳ない。料理は、韓定食ですが、日本人のために、いろいろ配慮しているなと思うところがありました。取り皿をすぐに代えてくれたり、焼酎もロックや、水割りで飲めるよう、氷、水を準備したり等々。

 ITの話をしたときに、日常生活にどのようにかかわっているのかという話をしたのですが、そのとき話題に出したのが、地下鉄3号線に設置された無線LANを使ったテレビ放送です。このテレビは、3号線のみに設置されています。たまたま、先ほど話したように3号線を利用し、実際に見てみました。放送は、スポーツ番組でしたので、音声がなくても十分わかりますし、いいシステムだと思いました。テレビも液晶の薄型なのですが、どの角度から見ても見やすい画面でした。それに韓国の自治体は、電子決裁率は、50パーセントですし、議会も挙手ではなくボタンで瞬時に賛成、反対の比率が出るのですから。大統領選挙も12月にありますが、各候補は、HPで自己PRしてます。私も自分のHP作ってますし、時代の流れはどんどん速くなっているのを実感。単に年とっているせいかも?


2002年10月9日

市内ではビル工事は続く

寒くなりましたね

 通勤のため、バス停でバスを待つ間の挨拶が、朝晩涼しくなりましたね・・・ が、今朝は、寒くなりましたね・・・ に変わっていました。朝晩は、寒いです。まあ、韓国では、寒いとはいえないのでしょうが。もっともマイナス20度近くになると寒いではなく、痛いという表現がぴったです。まだ、オンドルは必要ありませんが。

 私の仕事の方は逆に熱くなっています。韓国の景気がいいせいでしょうか。やれ、どこどこと交流をやりたいので紹介をして欲しい。子供達を視察させたいので、アポ取りをお願いしたい等々。それは、道庁が主催でやるわけですが、旅行社が入っていて、旅行社の仕事の代行をしているみたいで、そこまで忙しいのにしなければならないのかと思うこともあります。ただ、福岡県に行っていただければ、そこで何らかの形でお金を落としてもらえるからそれだけ、県の皆さんも潤うわけで。

 今日は、夕方から、福岡県からの来客(企業)があります。12名ですが、経済関係、IT関連について、話をききたいというものです。韓国にいるからといって、韓国のことについて何もかも詳しいとい言うわけではありません。昨晩は、結構遅くまで、いろいろ調べました。せっかくきていただくのですから、それくらいはしなくてはと思いつつ(単に夜眠れないから・・・)。自分にとってもいい勉強になりました。今日は、韓国式料理だ(高麗亭)。この話は、また明日いたしましょう。


2002年10月8日

テジカルビー

どちらかというと豚肉

 昨日は、歓送迎会で、結構飲みましたが、さわやかですね。いろいろ話して、ストレス解消できたことも一つの理由かもしれません。まあ、楽しい酒でした。昨日は、焼肉(牛肉)食べ放題、焼酎飲み放題の店に行きました。結構、味はよかったんですが、ビール好きの私としては、焼酎飲み放題は、嬉しいような・・・

 ところで、韓国の人は、いつも牛肉の焼肉を食べていると思っている人も多いと思いますが、実は、そうではなく豚肉なんですね。友人と飲むときも最初にサムギョプサル(豚の三枚肉 九州で焼き鳥屋で食べる豚バラ)を食べて2次会にホープや、カラオケに移動します。もちろん酒は、焼酎です。韓国の人いわく豚には、焼酎が合うと・・・ そういいながら、刺身を食べる時も焼酎が合うと言っているんですが・・・

 ある韓国のかたから、光化門の近くの店より、麻浦やヨイドの方が、おいしい店があるというので、私もこのところ麻浦にある店を使うことが多くなりました。なぜ、光化門には、おいしい店がないのかというと世宗文化会館などがあり、人が集まりやすい場所であり、黙っていても人が集まるので、味が少々落ちても客が入るからだそうです。

 確かに、麻浦には、焼肉屋を始め、おいしい店が多いようです。韓国の方から紹介してもらう店のいくつかは、麻浦ですから。写真の店も麻浦の店です。地下鉄、麻浦駅(5号線)で降りて、ホリデーインソウルの裏か、道をはさんで、反対の裏通りにもおいしい店が集まっています。早々、いきつけの店の一つに例の刺身屋がありますね。テジカルビーは、豚肉のカルビーです。)


2002年10月7日

ポテトピザ

ピザ屋も集まる

 今日は、月曜日で、定例の会議です。今日から新しいアドバイザーが着任し、今日は、その歓迎会があります。新しい、現地スタッフも増え、事務所の様子が変わりました。相変わらず、酒の飲みすぎなんですが、こんな生活いい訳ないのですが・・・ そういいつつ今日も飲むことでしょう。早々、今日は、歓送迎会があるから。

 私の住む東部二村(トンブイーチョンドン)には、ピザ屋が3軒並んでいます。私は、特段、ピザが好きというわけではありませんが、子供達が好きなもので時々、食べています。たいていは配達ですが、この日は、店に食べに行きました。面白いもので、お客さんが、多い店とほとんどない店があるんですね。多い店は、外で行列ができるほどですから。

 店内はどの店もそれほど広くはありません。多くの店は、配達を中心にやっているような感じです。配達するとサービス券がもらえ、コーラもサービスなんですから。日本と同じようにバイクで配達をします。値段的には、安い料理ではありませんが、結構人気があります。

 皆さんも一度韓国のピザを味わってみてはいかがでしょうか。といいつつ、私は、日本でピザは冷凍のピザしか食べたことないから、どちらがおいしいのかよく比較できませんが。


2002年10月6日

戦争記念館前

戦争記念館

 だいたい職場への通勤は、バスを使っています。戦争記念館の横を通り過ぎます。近くには、米軍基地も有り、警備が、きびしいところの一つです。昨年アメリカで行われたテロ事件のときからさらに警備が厳しくなっていましたが、最近は、それほどではないようです。

 韓国の軍人や、米軍を街の中で意識しなくても見ることができますし、私の住んでいる団地にも結構住んでいるようで、通勤の途中ですれ違うことも有ります。そういう状況になれてしまったということも有りますが、戦争状態がまだ続いているというのは事実なんですね。

 北との関係がだんだん良くなってきていることは歓迎ですが、悲しいことに同じ民族間で、殺し合いをしたというもの事実です。あれから、50年経ちますが、そう簡単に過去の悲惨な事件を忘れることもできないでしょう。ただ、ここ数ヶ月着実に歩み寄りをしていることは、うれしい限りです。


2002年10月5日

ロッテワールドパレード

日本のイメージ

 先日、ロッテワールドに遊びに行って久しぶりにパレードを見ました。このパレードは、定期的に行われているのですが、いつも見ていることもあり、このところあまり見ることがありませんでした。先日、お客も少なかったこともあり、ゆっくり遊び、久しぶりに2時過ぎまで会場にいたこともあり、たまたま、このパレードを見ました(2時スタート)。世界各国を表現したパレードなんです。日本のパレードがやってきました。先頭は、だるまです。次に阿波踊りを連想させる着物姿の女性が続き、次にねぶたを真似た山車が続きます。

 日本のイメージは、だるま、着物、祭りなのかなとう思いました。まあ、ちょんまげ姿の侍が出てくれば笑ってしまいますが。ただ、着物姿の女性が、なんとなくおかしいんですね。どこがおかしいといわれても説明できないのですが。日本の場合、地域ごとに名物がいろいろあると思います。祭りや、その地域でしか味わえない名物料理とか、その地域の物産等々。

 韓国の場合、あまりそれがないような気がします。私たち日本人はというとあまりにも大きすぐると思うし、それぞれ考え方も違うでしょうが、韓国と言うとどんなイメージを持つのでしょう。私だとまず、チマチョゴリ、キムチかな。ただ、チマチョゴリを着ている人は、あまり、目にしないですね。日本の和服と同じかな。それに辛い食事・・・ 


2002年10月4日

店正面と内部

そば食べたいな

 韓国では、韓国風のそばがありますが、日本で食べるようなそばはなかなか食べれません。韓国のそばというのは、冷麺の麺見たいで日本人にはあまり向かないような気がします。このところ韓国でも結構おいしい日本食の店ができてはいるのですが、これっと言うところがありません。おいしいけど、高いとか・・・ 安くて、まずいとか・・・ その点、この大村庵は、値段もそこそこで、そばも結構おいしかったですね。

 うどんがおいしい店というのは、結構あるんですが、そばのおいしい店は、考えてみるとそうないですね。江原道は、そばの産地なんですが、おいしい、そばがなぜないのか不思議です。今回食べたそばは、はっきり言って固めでした。もう少し、歯ごたえがある程度でやわらかいといいと言うのが私の感想です。それでもおいしい店だと思います。

 ある人が話をしていたのですが、ざるそばのつゆが、日によって甘い日があるとの事。まあ、そのくらい許容範囲かな。それに生ビールもあるから、そば好きな人なら、ざるそば食べて、生ビール飲んで・・・ 最高じゃないかなと思います。まあ、生ビールがあれば、それだけで私はいいのかも知れませんね。

 メニューが結構あるんです。居酒屋風であり、日本人には嬉しい店ですね。お客が少ないから、みんなで使おうなんて、いう日本人もいるくらいですから。日本食を食べたいと思ったら、一度、ご利用ください。電話782−0100 3号線教大駅9番出口、徒歩3分です。


2002年10月3日

ロッテワールド内の花

今日は開天節

 今日は、開天節といって、韓国の建国記念日で休みです。週の中日が、休みというものは、嬉しいものです。ただ、悲しいかな、すぐ目が覚めてしまうんですね。ゆっくり寝ればいいのにと思いながら・・・ 以前は、韓国の人と感覚の違いというのをよく感じていたのですが、自分も慣れてしまったというか、自分も韓国的になったのでしょうか、あまり感じなくなりました。

 一般的な話ですが、日本人と比べて、距離が近いですね。距離が近いというとわかりにくいと思いますが、話をするときに日本人と比べて、半歩手前で話しているような気がします。女性だとうれしいのですが、男性だと思わず後ろに下がってしまうということも有りました。

 日本人に比べてスキンシップが好きです。男女アベックは当然ですが、女性同士も男性同士も手をつないで歩いているのを目にします。年齢も関係なく、ただ、男性の場合は、女性ほど多くありませんね。そういうのを見ているせいでしょうか、私も手をつなぎたいと思うのは。

 人にもよるのでしょうが、大丈夫できますよと自信家が多いような気がします。ぎりぎりになって、いや、実は、というのも多いというのも事実。以前は、そんな難しいこと約束しなければいいのになんて思っていたんですが、今は、考えが変わりました。その時は、できると思っていたんですが、いろいろ事情が生じて、変更せざるを得なかった・・・ そう思うと腹も立ちませんし、相手方にもそのように最初から伝えられますから。もちろん、人によるのですが。

 他にも、日本人は、相対的ですが、韓国人はどちらかというと絶対的ですね。白黒はっきりさせようとします。日本人は、灰色もあるし、ファジーな部分って結構多いような気もします。私もファジーな部分より、白黒ハッキリ派になってしまったような。日本に帰ったらどうなるんだろう。


2002年10月2日

地下鉄オブジェ

地下鉄構内

 地下鉄構内を歩いているといろいろなオブジェが心を和ませてくれます。これは、女性が手を天に差し伸べているオブジェです。作者の意図は、よくわかりませんが、何か伝わってくるものがあります。その他、観光案内の看板も目にします。日本の自治体でも時々目にすることがあります。連絡先がソウルになっているので、あれ、いつの間に事務所ができたんだろうなんて思っていると、実は、ソウルにある日本観光振興会の電話だったりということがあります。韓国の地方団体も観光PRをしています。不思議と、パターンがあって、市長などが手を前に差し出し、さあ、いらっしゃい、受け入れますよというポーズをとっているんですね。

 景気がだいぶよくなったのですが、それでもホームレスの方が、地下鉄構内でダンボールを敷いてその上で寝ています。こじきをしている年配の方や、身障者の方も目にします。忙しい市民は、その横を早歩きですれ違っていきます。時々、お金を入れている人もいます。構内には、商店も入っていますし、このようなオブジェもあれば、観光案内も出ています。社会の縮図のようなものをその中に見ることができるといえます。

 だんだん、かわいそうだと思う感覚がなくなっている自分がわかります。救世軍の鍋にはお金を入れても個人には、ほとんどあげることはありません。だんだん、心が乾いてきているのかなと思う事があります。こんな年配の人を雇うようなところはないだろうし、いくら本人が努力してもそうせざるを得ない状況は、あると思うからです。でも、今日もこうして、地下鉄構内を歩いているのですから。秋だから、こんなことを考えるのでしょうかね。社会保障は、日本に比べてずいぶん遅れているんです。


2002年10月1日

佐々木さんお久しぶり

今日から10月

 今日からいよいよ10月です。久しぶりに佐々木さん(ピンクのシャツ)が、ソウル訪問です。佐々木さんは、博多会の会員としてソウル博多会の常連でした。この日もお忍びでソウルにきたとHPに載せてほしいというので、早速、写真を取らせていただきました。10月は、気候もいいこともあり、いろいろな行事が盛りだくさんです。来客も他の月に比べ多くなります。

 早速今日は、韓国一般旅行業協会優秀旅行商品評価委員会があるので、もうすぐすると出かけます。F経済同友会も来週になるといらしゃいますが、一番大きなイベントは、光州で、開催される日韓フェスティバルがあり、引き続き、観光説明会があります。この日韓フェスティバルというのは、ワールドカップ成功に向け、日韓でそれぞれ、大会を盛り上げるイベントをやろうというものです。

 既にワールドカップは、終わってしまいましたが、日韓関係をこれからも・・・ という趣旨で、第3回目を開催します。ちなみに第1回は、ソウル、第2回は、釜山で開催されました。福岡県としても第1回目から参加していますが、第3回目も出展することにしています。17日から22日まで開催いたしますので、もし、光州にいらっしゃる機会がありましたら覗いてください。


   
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