コリアンダイアリー

○○韓国雑感 韓国は楽しい○○
  

 元福岡県ソウル駐在員の山下です(現在、県国際交流課在職)。韓国に住んで見ると、本当にいろいろなことがありました。楽しいこともありました。現在福岡なんですが、一韓国ファンとして皆さんに情報発信をさせていただきます。


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2003年2月28日

白く見えるのは、白子、せりを入れふたをししばらく煮込むと右のように

韓国でもふぐ食べます

 日本では、ふぐ料理といえば高級料理でなかなか口にすることはありませんが、韓国では、比較的安く、口にすることができます。このメニューは、「ポックメウンタン」、日本語で言うと「辛いふぐ鍋」でしょうか。この店はそんなに常連というわけではないのですが、店の方が私のことを良く覚えておいてくれて、常連客だということで白子をたくさん入れてくれたとのことでした。別に常連ではないんです。ただ、昔から(94年〜)使っているということは事実ですし、団体の客を案内したこともあります。

 97年から2000年まで、日本にいたのですが、その間も時々、寄ってましたので、店の人は、私が、ずっとソウルにいるものだと思っていました。ただ、本当に、時々なので、なんで、あんまし来ないのかなんてこと、言われてましたね。白子って言うのは、精巣なんですね。同性としては、ちょっとかわいそうというか・・・ そんなの気にしていたら何も食べられなくなるからですね。ちなみに一人前17000wです。鍋を食べ終えるとその鍋で焼き飯を作ってくれます。それも結構おいしいですね。

 ソウルに来て感じる日本というか、福岡というものがあります。観光誘致といいながら、観光案内センターがあまりないし、その中に韓国語のできる人なんてほとんど皆無に等しいんですね。結局、日本語のできる韓国人歓迎、それ以外の方が、来ても大変ですよと言っているようなものだし・・・ 今度、福岡県庁に多分帰ることになるのですが、県の幹部は、ITうんぬんと言いながら、実は、職員個人にメールアドレスが与えられたのはつい最近なんです。HP(ホームページ)見えるパソコンは、課に1台だけ。理由は、ウイルス感染があるためとのこと。IP電話(インターネット電話)も加入してないでしょうし・・・ 

 ソウルで仕事をしていると情報収集や、情報発信は、インターネットが不可欠。業務量が多い分これでカバーしている面もあります。いかに早く、的確な情報にヒットさせるか・・・ これは一つの技術であり、それができる人が優秀な人だと思うんですが。絶対時代の流れに逆行していると思うのですが。韓国の行政は、電子行政が進んでいます。それは、国が率先して進めているのも大きな要因です。私も県に戻ったら定時に自宅に帰り、自宅で仕事をするんでしょうね。もちろん自宅には、高速の専用線を引き、IP電話に加入します。ちょっと愚痴っぽくなりましたが・・・ これを県の幹部の方が見てちょっと考えていただくとありがたいのですが・・・


2003年2月27日

街を飾るオブジェ、オブジェの後ろには、たくさんの看板・・・

韓国では、夫婦間で相手をどのように呼ぶか

 ソウル市内は、あまり緑が多い方ではありません。大都会ですから、仕方ないのかもしれませんが、その分、このような彫刻というか、オブジェをたくさん見ることができます。テーマは、いろいろ、家族を表現したもの、躍動感を感じさせてくれるもの等々、あきません。女性の躍動感、それにこどもたちの楽しそうな様子が伝わってきます。これは、麻浦にあるホリデーイン(旧ガーデンホテル)の裏にあるものです。

 韓国と日本の感覚の違いというか、習慣の違いがあります。まあ、国が違うし、歴史、環境等違うのですから当然といえば当然なのですが。日本では、良妻賢母というのですが、韓国では逆なんです。賢母良妻になるんですね。韓国の場合、賢い母の方が優先なんでしょうか。そういえば、皆が皆そうではありませんが、子供の学習のため、母親と子供が海外に行き、海外の学校に子供を通わせる。ご主人といえば、金を稼ぎ、妻と子供に仕送りをする家庭も結構あると聞いたことがあります。ある日本人の友人は、子供はいずれ離れ独立していくから、子供より、夫に力を入れるんだ(良妻)。と話していたことを思い出しました。ただ、今の世の中、日本で、良妻賢母を・・・ なんて人いるのかな?

 夫婦間で相手をなんと呼んでいるのか当初、不思議でした。子供の名前が、ちょくちょく出るからですね。夫婦きりだと「ヨボ」と読んでもいいそうですが、子供ができると子供の名前を頭につけて呼ぶようです。○○ちゃんのお母さんとか、○○さんのお父さんとかいった風にです。親戚などの前で、相手の名前を呼ぶと結婚していて子供がいないようにとれるそうで・・・ その辺感覚が日本と違いますね。

 それから、友人同士で、集まって話をするときなど、女性がご主人を指す場合、ご主人のことを「新郎」と呼びます。結婚して何年たってもそうなんだそうです。ちなみに男性が、自分の妻のことを言う場合は、「新婦」とはいいませんね。「チップサラム」です。直訳すると「家の人」なんですね。ワイフという言い方もします。2月もあと1日で終りですね。本当に月日の流れは速い。来客があったり、飲み会が続くので、特に短く感じるのかもしれません。


2003年2月26日

ライトアップされた店と世界中のビール(?)が並ぶ店内

テキサスでビールを

 1週間ほど前、この店がオープンしました。店の名前は、テキサス。世界のビールを扱っているというのを売りにしています。アメリカの西部時代を意識したこの店は、味がある店です。木製の古めかしい階段は、懐かしいものがあります。2階は2階なんですが、天井が低い中2階になっています。1階のカウンターでは、自分で、好きな酒を選ぶことができるんですね。1階にはステージがあり生で歌を聴けます。ビールもいろいろあります。それこそ生ビールから、国産ビール、世界のビールまで。

 ライブ等があることから、全体的に割高なんですが、海外ビールは、国産ビールに比べ高いですね。まあ、当然といえばそれまでですが。どちらかというと若い人が多い店です。例のアメリカ軍の事故(女子学生が、タンクの下敷きになり亡くなった事故)から、反米感情が高まっています。反米集会も多く行われてきました。どちらかというと今は、北朝鮮に対する危機感をもっていなければならないような気がするんですが。北に対する脅威というのは、感覚的にあまり伝わってきません。

 反米感情といいながら、店に「テキサス」と命名し、西部開拓時代を懐かしむそんな店を作り、まあ、オープンして間もないということもあるのでしょうが、多くの人が集まっているんですね。反米といっても流れがあって、今はそんなムードだけどもう少し時間がたつとそのムードもなくなってしまうことでしょう。というのが、昔、独島(日本名竹島)問題や、従軍慰安婦問題が起こったときも「独島死守」と書かれた横断幕に いつもかかる音楽は、「独島は、わが領土だ」が、流れ、反日運動が激しかったのですが、いつのまにかその流れがなくなりましたから。

 最近というわけでもないのですが、ちょっと前は、教科書問題、靖国神社参拝問題で、また、反日運動が起こったのですが、ワールドカップ日韓共同開催で、逆に日韓の仲は良くなり、いい流れに変わって来ているんですね。この流れはこのまま続くといいなと思いながら・・・ 今日も飲みに行くのです。場所は、観光公社を左手に見て、右に永豊ビルを見ながら真っ直ぐ2分ほど歩くとあります。


2003年2月25日

大統領就任を祝う旗、店のウインドーに並べられた缶ビール(ビヤレストラン)

今日は大統領就任式

 16代大統領の就任式が本日行われました。午前中行われたのですが、日本からも小泉首相が参席していました。新しい韓国、国民みんなが一つになって・・・ というような話をしていました。ものすごく庶民派の人で、彼の物まねをするギャグマンもいたりして、国民から親しみをもたれています。なんと言っても50代前半と若いから、きっとフットワークはいいことでしょう。街の中には、写真のような旗と国旗が掲げられていました。この旗には、慶祝 大統領就任・・・ と書かれています。

 韓国では、インターネットを中心にして仕事をしています。私もそうですが、まず、情報収集は、インターネットではじめます。翻訳ホームページ(以下HP)もありますから、英語でも韓国語でも苦なくできるのは本当にありがたいものです。ただ、HP内容を翻訳して送ってくれないかなんて話を時々、受けることがあるのですが、個人的なのかもしれませんが、こんな便利なHPを知らないのかなと思いながら。説明するより、実行した方が早いので、翻訳したものを送っています。

 逆にこれまで良く頼んでいた中小企業振興公団等の利用が減りました。ほとんどの企業は、HPを持っているので、企業名がわかれば、HP検索できますから。企業や、自治体が、HPや、取り扱いサービスをインターネットを使っているのは、国策なんですね。国がインフラを整備し、法律を整え、学校でもインターネット授業を取り入れているのです。ソウル日本人学校もそうで、小学校1年の子供でさえ、自分のメールアドレスを持っていますし、上学年になると自分のHPも持っています。

 これで、自分の得意なものを発表したり、仲間とのコミュニケーションの場としているんです。本当に便利なものです。どこにいても趣味の仲間を見つけられたり、ビジネスにつなげることができるのですから。今している仕事も極端な話し、携帯電話とインターネットに接続されたパソコンがあればどこででも仕事ができるんです。ただ、検索し、情報収集して、最終的には、フェイス ツウ フェイスになるのは間違いありませんが。

 就任式の様子を見たいと思い、検索したらありました青瓦台のHPに就任式の模様が、ご興味のある方は、ご覧ください。ただ、検索用語を入れるのは、ハングルで入力しましたから、ある程度ハングルの知識が必要なのかもしれません。

http://www.president.go.kr/warp/kr/index.php#


2003年2月24日

東大門ミリオーレ前、人通りが切れない東大門市場

眠らない街

 韓国ソウルは、もともと眠らない街だと言えると思います。その中でも東大門市場や、南大門市場は、さいたるもので一日中人の流れが切れません。というより、夜の方が流れが多いようです。写真の時間帯は、すでに10時を過ぎているんですが、人の流れは切れることがありません。先日、来客があり、夕食を済ませ、それから、この東大門へやってきたのですが、やってきた時は、すでに10時近くになっていました。

 東大門で、買い物スポットといえば、このミリオーレがその一つです。ここには、多くの専門店が入居しています。東大門は、衣料関係が中心です。パッと見ると百貨店のようですが、一つ一つ小売の店が入っています。専門店で、アクセサリーはアクセサリーを女性服は女性服を専門に取り扱っています。客層は、若手の人が多いといった感じです。上の階に行くほど人の数は少なくなりますが、それでもどこからこんなに人が湧いてくるのだろうかといった感じがします。

 韓国の平均年齢は、日本に比べて、10歳若いそうで、その分、夜型になっているというのは理解できますが・・・ 日本では、コンビニを利用する人のピーク時間が、夜の12時なのに対して、韓国は、夜中の2時なんです。もともと夜型なんですが、この東大門は、このミリオーレだけでなく、みんな遅いんですね。飲み屋、屋台もそれに合わせて遅くまであいています。思わず、お客さんと一緒に店に入りましたが、いっこうに終わる気配がありません。

 結局、1時過ぎに店を出、ホテルに戻りましたが。私たちは、観光客だからそれはそれでいいと思うのですが、みんな仕事もっているだろうし、いったいどういう風にしているんだろうと素直な疑問がでてきました。みんな元気がいいと言ってしまえばそれまでですが。都会は眠らないんでしょうね。


2003年2月23日

ロッテホテル内にあるウインザーの入り口と内部インテリア

久しぶりのイーバルソ

 結構、肩こりするので、私はマッサージが好きです。肩こりするなら、サロンパスでいいんじゃないと思われる方もいらっしゃると思いますが、やはり、肩こりはマッサージだと変な信念みたいなものがあり、サロンパスは使いません。それで私の楽しみは、イーバルソとなるわけです。このイーバルソは日本語で言うと理髪店なんですが、マッサージが主で、髪を切るのは、二の次なんです。最初に理髪用のイスに座ると髪を切りますかという質問を受けるんですね。

 私は、2ヶ月ぶりだということもあり、髪のカットを頼むと15分ほどでこの店の主人(男性)が髪を切ってくれます。この店(プレスセンター地下)は、私が時々使う事もあり、何も言わなくても同じようにカットをしてくれるので楽といえば楽です。ただ、2ヶ月に1度という事もあるのでしょうか、今回はやや長めです。早く来いという店主の意思表示なのかもしれません。とはいっても1回6万w(プラスチップ1万w)は、決して安い金額ではないので、やはり、2ヶ月に1度となってしまいますね。

 カットが終るとお待ちかねのマッサージ、以前話した事がありますが、靴下を脱がせてくれて、足を洗ってくれ、手のつめと足のつめもカットしてくれ、それから、パックみたいなものをするので、情景が良く分りませんが、理髪用のいすを倒し、そこに寝そべっているわけです。今回は、なぜか、「お客さん、時間ありますか?」と質問されるので、今日は、7時にお客さんと待ち合わせだから、まあ、余裕あるなと思って(その時3時だったもので)、時間があると答えました。

 マッサージは、女性で、大体、30代から40代の女性が多いようです。今回担当してくれた女性は、仕事柄か、腕が太く、力があるような人でした。実際、力が強くて、腕、足、背中とゆっくり時間をかけてマッサージをしてくれます。終ったのが、6時なんですね。約3時間もマッサージをしてくれたんです。普通長くても2時間なのにと思いながら。いつも言われるのは、私は、肩幅があり、腕も太い方なので、結構マッサージするのは、大変だという話です。本当に一生懸命してくれるので、チップ1万wも惜しくはありません。


2003年2月22日

ソウル市内の夜を楽しませてくれる建物、ソウルの夜は眠らないような気が・・・

日本食の店

 昨日は、給料日なんですね。それで、ちょと贅沢にアサヒの缶ビールを買いました。以前私が、ソウルに駐在した時は、日本のビールは、ホテルでしか飲めませんでした。それも日本製ではなく、カナダ製だと聞いていました。今では、百貨店をはじめ、セブンイレブンでも日本のビールを買うことができます。私の住む東部二村洞には、日本人が多く住んでいるせいなのでしょうか、モノマートといって、日本食を専門に扱う店があります。ここだけではなく、日本人を意識しているせいか、日本語の看板を掲げた店を多く見ることができます。

 日本語というか、漢字を掲げた店なんて一昔前は見ることができませんでしたが、少なくともソウルは、それが自然な感じになっています。街頭では、日本人観光客が、日本語で、冗談を言いながら堂々と観光をしていますし、それが普通の感じになっています。というのは、それこそ私が、初めて韓国(釜山)を訪問した87年は、公園を歩いて観光をしていると日本人のバカ、バカと一部の市民が歩いているんですね。もちろん韓国語ですが・・・ 今じゃ雰囲気がまったく違うんですね。

 それから16年も経っていますから、当然といえば当然ですが。日本はどうなんでしょうね。日本人が、韓国で道が分らなくなった時、観光案内所に行けば、日本語で対応してくれますし、その観光案内所は、駅があるところにはどこにでもあるし・・・ 少なくとも福岡は、そんな事はできませんね。そんなに観光事務所あるわけではありませんし。韓国語で対応できる人もいませんから。現に、福岡に行くんだけど日本語ができないので、どうしたらいいか分らない、誰か紹介して欲しいといった話しがあるくらいですから。

 韓国人留学生とか、在福岡韓国人結構知っていますから、これはこれでビジネスになるような気がします。行政の立場で、ビジネスチャンスが云々言うのはおかしいのですが、他にも色々あります。韓国生活が長いので、そういったものが見えてくるのかもしれません。福岡県の仕事面白くなかったら止めたらといわれる事がありますが、それはそれで、義理人情のある私としては、そう、きっぱり県庁を止めるわけにはいかないというのも感じているところです。さあ、これから、福岡県のお客さんに会いに出かけます。


2003年2月21日

テーブルの準備は済みました、終わると何もなかったように

2月の博多会開催

 2月の博多会を開催しました。今回どうなることかと気をもみました。まあ、ここで開催すること自体無理があるのかもしれないと思いつつ。このお店は個人的に使っているんですが、少人数にはもってこいなんですが、多数の人になると個室がない等ちょっと問題があって・・・ ただ、帰国までに1度使いたいと思って少々無理が会ってもいいかと思いここで開催しました。

 案の定、最初から問題です。店の人によると何度も電話で問い合わせがあったのだそうです。行きつけているものにとってわかりやすくてもそうでない人にとっては、きっとわかりにくいだろうと思いながら、気をもんでいる所に携帯の電話が鳴りました。市庁駅にいるのだが場所がわからない。早速私が駅に迎えに行きました。ただ、時間になったら料理を出してくれと支配人に伝えていたんですが、結局私が、店に戻った時、料理は出されていませんでした。他に迷った客3人を迎えた私でした。

 早く出してくれと催促するものの料理師がなれていないこともあり、メニューにない料理を頼んだこともあり、時間がかかっているわけです。そうは言いながら、料理は結構おいしいと評判になりました。串料理をもっと食べたかったというのが本音です。もともとホープなので、ビヤーレストランとは違い、料理の種類も多くありません。料理師も1人だけですので、大変なようでした。まあ、何とか終えて、ほっとしました。

 明日から出張だから、早く抜けるといっていた方も結構というか、結局最後まで残っていただき感謝してます。終わってほっとしたのですが、料理は遅かったけどまあまあ、盛り上がったし、お金もずいぶん安く済みました。1人当たり、3万wを予定していたのですが、終わってしまえば、なんと1人2万wを切っているんですね。結構飲んだけど、なんか得したような気がします。皆さんに1万wバックしました。お店の料理師さんはじめ、従業員の皆さんありがとうございました。次回からは、小口の客を連れておじゃまします。


2003年2月20日

懇親会会場、あいさつをする団長

九州(日本)・韓国産業技術交流ミッション団との交流会

 2泊3日の日程で、標記ミッション団が訪韓しました。このミッションも今回で6回目になります。このミッションは、九州韓国経済交流会議の合意事項で、こうして訪問を続けているのだそうです。韓国事情視察です。グループは、機械・金属グループと電子・電気グループの2つに分かれて行動をし、事務局を入れると総勢24名になります。今回は、日系企業駐在員との懇親会ということで参加してきました。

 というか、こちらの企業を私をいれて、5名(私を含めて)集めてほしいという話があり、関係のありそうな企業に声をかけました。こういう時に博多会はありがたいもので、メンバーに声をかけ、集まってもらいました。それぞれ在韓日系企業野方が、それぞれあいさつをされたのですが、それぞれいろいろ感じているんだなと改めて感じさせられました。長い人で20数年、短い人で1年半と年数は違いますが・・・

 年数の長い方は、昔との比較をされ、新しい方は、最近の動向の分析をされ、業種ごといろいろな動きが見えておもしろいものでした。例えば、ある企業は、製造業が韓国から中国にシフトしており、現在、守備範囲が、韓国だけではなく、中国まで含まれるようになり、隔週で、中国と韓国を行ったり来たりしているとのこと。半導体関係では、三星電子の研究開発費に多額のお金をかけているといった話から・・・

 私が一番印象に残っているというか、私も同感なんですが、韓国と日本はとても似ているけれど、今回の訪問では日本と韓国の違いを感じて帰国してほしいという話でした。私も実感しています。違いをはっきり理解して付き合っていくのと違いがわからず、付き合っていくのではおのずと違いが出てきます。顔をはじめいろいろ似ていますが、歴史、文化等の育った環境が違うのですから違いがあって当然なんです。それを無理やり自分の土俵に乗せようとするところから、ビジネスを含めいろいろ失敗しているのではないでしょうか。

 昨日は、地図を持っていたにもかかわらず、道がわかりませんでした。2回、道を通行人に聞いたんですが、親切に教えていただき無事会場につきました。この場を借りてお礼いたします。さあ、今日は、2月の博多会を開催します。昨日のメンバー5人(私を含む)も参加です。今日は、行きつけのホープに頼んで、メニューにない特別料理を頼んだんですが・・・ ちょっと不安ですね。


2003年2月19日

ろうそく、ろうそくを囲んで飲みつづける人々

こういうこともあります

 この店に行く前、某店で、韓国仁女性を引き連れた日本人男性が入ってきました。4組でしたね。それから、大きな日本語で話をするんですが、女性は、いかにもその関係(売春)の女性に見えますし、男性は、観光できたようです。日本語ならわからないと思って話をしているんでしょうが、私は、たまたま今は、韓国語で話をしていますが、日本語だからよくわかるんですね。そんな話(具体的に書くのは止めますが)、誰もいないところでしてよ。客がいる前ではやめてよ。韓国人だって、日本語わかる人いるんだから。同じ日本人として恥ずかしいじゃない・・・ そう思いました。でも、やはり、男性は、そんなの好きなんですよね。それは、認めますが、そのためだけに来ていると韓国の方から思われるのは、恥ずかしいですよ・・・

 この店は、先日ご紹介した焼き鳥の店です。いきなり、この一帯が停電になったんですね。停電になって、5分ぐらいして、こうして、ろうそくが灯りました。いい雰囲気ではありますが、トイレまでの移動が、ちょっと大変でした。私は、趣味というわけではないのですが(駐在員のアイテムというわけでもない)、いろいろ持ち歩いています。栓抜きになったキーホルダーを初め、折りたたみ傘、懐中電灯・・・ 今回は、この懐中電灯が活躍しました。こういうこともあるんです。

 焼き鳥でロマンチックなんていうのも変ですが、それなりに雰囲気があります。このろうそくは、焼酎の空きビンに立てられているんです。まあ、心が和みますね。30分後に電気がついたんですが、あるお客が、私たちの方に来て、電気はついたけど雰囲気がいいから電気を消して、ろうそくにしませんかというんですね。私たちは、すぐに帰るからかまわないよと言い残して、この店を後にしました。

 思えば、ろうそくがすぐに出てきたところを見ると、結構、停電は多いのかもしれません。雰囲気があるととるか、不便だととるかは、個人の考えによるのでしょうね。私個人としては、久しぶりにろうそくを見たような気がします。そして、心が和んだといいうのも事実のようです。今日は、これから、来客が2組あります。結構、いつもの事ながらハードスケジュールです。それと、アルコールが抜けませんね。当然でしょうが。


2003年2月18日

ビニールで囲まれた執務室(左)、会議室(右)

ビニールハウスではありません

 事務所改装が始まりました。先週の土日から始まり、平日はしません。今週の木曜日か金曜日の夜中に作業に入り、また、週末を使って作業に入るそうです。まあ、3月にはいれば、立派な事務室に変身することでしょう。残念なのは、福岡県ソウル事務所は、ジェトロと共同事務所として、1991年から、ソウルに事務所を設けているのですが、今年度一杯で、ジェトロから出ることになっているんですね。

 ということは、事務所が改装されても、私の席はないわけで、もちろん仮の席に座ることになるのでしょうが・・・ それでも事務所改装は楽しみであります。このビニールは、天井からぶら下げられています。作業をする際にほこりが出るので、その誇りを防ぐことを目的にしています。ビニールの中は、あたかも緊急医療室のようでもあり、ビニールハウスのようでもあり、おもしろいものです。

 ビニール一枚で、雰囲気がずいぶん違います。ビニールを通してみる外は、ぼんやりしていて、目がかすんでいるような錯覚をします。あたかも寝ぼけて目がさめないような状況・・・ ちゃんと仕事はしていますので、誤解のないように。執務室が変われば、雰囲気も変わり、気分転換にもなりますが、それ以上に、書類の整理等が必要になります。どちらにしろジェトロを出るので片付けをしなければならないので、私1人が片付けをするのではなく、他の人も一緒にやってもらえるというのが、いいですね。

 私が、ここから出て行くということに間違いはないのですが、自分1人だけ、書類整理をすると寂しいけど、みんな一緒だとそんなことないからですね。片付けの下手な私は、たくさんの荷物に囲まれて仕事をしていますが、これから、いらない資料を捨てることになりますが、考えてみると、必要ない資料が大半だというのも事実のようです。捨てきらないんですね。


2003年2月17日

心和むアルコールランプの火、高齢者用無料地下鉄チケット

65歳以上は、無料

 先日の情の国というわけではないのですが、日本の自治体も同じような取り組みをしているところも多いと思います。65歳以上の方は、地下鉄は無料なんですね。先日、友人というと失礼ですが、先輩と一緒に食事をしたのですが、そのとき、地下鉄で移動をしました。そのときに教えてもらったんですね。65歳以上の方は、無料で、地下鉄を利用できると。ただ、写真右のように無料、チケットがあってそれを駅で求めなければなりません。

 韓国の場合、常に、住民登録証を持っていますから、それを提示するだけでいいそうです。ちなみに、当日だけ友好とのこと。この制度は、公園でもあります。徳寿宮や、景福宮などでは、65歳以上の方は無料で入場できます。もちろん韓国人の方に限りますが・・・ その他には、飛行機も割引があるそうです。人が多いときは除かれますが、それ以外であれば、割引の適用を受けるそうです。

 韓国は、そういう意味で、ぎしぎしした国ではなく、暖かい国だと実感させてくれます。儒教の精神が薄れているからうんぬんなんてことをよく耳にしますが、どうしてどうして、ほんわかして暖かい国です。左のアルコールランプのように。落ち込んだ時に励ましてくれるのは、韓国の方ですし。親身になってくれます。ただ、それが苦手だという人にとっては、少々重たいかもしれませんが。

 そうそう、先日(土日)から当事務所は、改装工事に入りました。ビニールで囲まれ、ちょっと雰囲気が変わりました。ビニール一つで、雰囲気が変わるのですからおかしいものです。工事風景は、明日、報告しましょう。


2003年2月16日

コルモッキルは、道が細く・・・

ノレチャラン

 韓国の面白いところは、現代と昔の合流でしょうか。近代的なビルがあるかと思えば、人が3列並んでいくのがやっとというとおりがあったりと・・・ 不思議な感覚です。そして、こんな道をコルモッキルというのですが、おいしい店結構あるんですね。写真は、同じ武橋洞の写真です。ちょっと取る位置が違うのでずれはありますが・・・ 南浦麺屋を代表とするおいしい店が並んでいます。私も、以前この近くにいたこともあり、結構、この周辺を使っていますね。なんというか、こんな狭いとおりというのは愛着がわくというか。でもいい事ばかりで出はありません。

 先日も、ここで、火災が起こったのですが、消化に結構、手こずっていましたから。でも、このとおりは、ずっと残って欲しいと思ってはいます。さて、話題は変わりますが、日曜日の代表的テレビ番組はといわれれば、全国歌自慢(チョングックノレチャラン)を上げる人が結構、多いと思います。この番組は、日本で、毎週日曜日NHKで、開催される喉自慢なんですね。地方を回って、そこから参加者を募るんですが、色々な人が出ます。オペラを歌う人もいますし・・・

 日本と韓国の喉自慢の違いって結構あるんですね。歌が出ると韓国の人たちは、踊りだすんですが、日本では、そんなにないと思いますし、それから、さんかしゃの多くの人は、鐘がたくさんなって合格になるんです。日本は、鐘たくさんなる人のほうが少ないじゃないですか、韓国では、鐘の少ない人のほうが少ないんですね。今日もそうでした。いったん、鐘一つだったんですが、サイド挑戦等ことで、鐘一つの後から歌いなおしたんですね。そうしたら、見事、鐘がたくさんなって合格になったんです。

 友人いわく。その違いは、情の違いじゃないのというわけですね。そうね。日本人って、結構、厳格に考えているからなあ。と変に同意してしまったりして。みんな、鐘は一つよりたくさんもらったほうがいい訳でそれはそれで・・・ この歌番組は、今のはやり曲を知るためにいい番組だと思っています。次回のカラオケの選挙区というわけではありませんが。

 さて、昨日は、ちゃんと来客者2名と会い、酒も飲めました。体力的には、少々大変ですが、それはそれで、いいものです。本当は、早く書かなければいけない内容もあるんですが、たまたま、聞いた、テレビ番組が印象に残ったので、こうして、書いております。これも文化の違いなのかもしれませんね。


2003年2月15日

市内のあちこちでくるみと落花生が売られています、ロッテ百貨店前

今日はテボルム

 今日は、陰暦の1月15日にあたります。韓国では、テボルムといい、韓国の習慣で健康にいいということで、朝、栗、くるみ、落花生など堅い皮がついたものを食べます。どうりで、市内には、くるみと落花生が売られていたんですね。朝といえば、今朝、ラジオ取材を受けました。FM福岡なんですが、月1回程度、朝8時から、5分程度ですね。毎回、何を話そうかと悩むんですが、今回は、8日に抽選をしたロット宝くじの話をしました。以前、このダイアリーに登場している分ですね。

 今日は、ちょっと用事があり、久しぶりに仁川国際空港へ行ってきました。自宅からリムジンバスに乗って、約1時間の距離です。空港は、相変わらず人が多いのですが、スペースが広いという事もあり、そんなに込んでいるという雰囲気ではありません。空港内が広いので、結構、端から端まで、歩くのは、ちょと大変かなという感じがします。それと放送案内がないので、すずかな空港かなという気がします。駐在員をしていると、この空港との往復を結構するのですが、この仁川国際空港は、一日、1往復で十分だよなという気がします。

 以前、金浦空港に国際線があったときは、結構、一日に2往復するような事もありましたが、さすがに仁川になってからは、ちょっと距離もあり、1往復がいいところでしょうか。出張者も自分(自力)で、ソウル市内まで出てくるので、空港で迎えも減ったような気がします。私が、帰国する時も多分、一人で仁川空港へ向かう事になるでしょう。金浦空港も以前は、地下鉄が通ってなかったので、大体、リムジンバスを使っていました。たまにタクシーという事もありましたが。地下鉄(5号線)が、開通してからは、時間が読めるという事、安いという事で、地下鉄を利用していました。

 数年後には、仁川国際空港とソウル市内が記者等で、結ばれるようになるので、その頃は、それを使っている事でしょう。空港だけを考えてもここ数年で、どんどん変わっています。変化のスピードへの対応についていっていないような気もしますが、楽しみでもあります。さあ、今から、来客の方と会うことにしてます。実は、今日は、2組あるんですが、ダブルでできるのでしょうかね。ちょっと心配。


2003年2月14日

豆電球をはずしている永豊ビル前風景、クリスマスツリーが撤去されたロッテ

今日は、バレンタインデー

 韓国でもバレンタインデーがあります。同じように義理チョコもあります。別にもらわなくていいやとか、商業主義に走りすぎているなんてことを思ったりもするのですが、いざもらうと悪い気はしません。ありがとうございます。この場を借りて・・・ 冬の夜を暖かくしてくれたあのイルミネーションも消えてしまいました。当ビル(永豊)も豆電球の撤去作業が行われました。思うに、寒い夜を暖かく照らしてくれたんですね。

 同様にロッテ前にあったあの巨大なクリスマスツリーもなくなっていました。あっけないというか、あのクリスマスツリーが幻のようなそんな錯覚を覚えます。買いたい作業を見ていたらそうでもなかったのでしょうが、ある状態から、旧にない状態を目の当たりにしているのでそのように感じるのでしょう。とにかく、冬場、目を楽しませてくれてありがとう・・・ そういいたいですね。

 このイルミネーションがなくなると、次の楽しみは、なんと言ってもケナリです。ケナリの黄色は韓国の寒い冬と暑い夏の合間に韓国を象徴するように鮮やかにさきます。もちろん満開の時が綺麗なのですが、歩つりポツリと咲き出す状態も綺麗ですし、花が、だんだんなくなり、葉の緑だけになるそれも綺麗です。それから、つつじ等の花を楽しむことができます。今から、ケナリの時期が楽しみです。また、その時期まで、赴任できることも嬉しく感じています。

 花の話題になりましたが、そういえば、今日、これから、花絵(正式には、ヒョッピル)を書くミンさんと食事をすることにしています。以前ふれたことがありますが、私の父親とほとんど年が変わらないのですが、友達なんですね。友達というのは、年齢も性別も関係ないなとつくづく思うこのごろです。皆さんも楽しい週末をお過ごしください。


2003年2月13日

焼き鳥屋の厨房、豆腐のスープと貝柱

焼き鳥はいかが 

 韓国では、一般的に日本料理は高いようです。居酒屋でも料理師と呼ばれる人が、ネクタイを締め、板前さんの法被状の上着をまとい、洋風のコック用の帽子をかぶっています。最初、日本人の立場で見るとちょっと変わっているという印象を受けます。まあ、慣れというのはおかしなもので、すぐにこのスタイルに慣れてしまいますが。ただ、この店(焼き鳥屋)は、ぜんぜん高級店という感じじゃありませんね。

 うちの事務所の近くで、ソウル観光ホテルから、教保ビルへ向け、細い道がありますが、その一角にあります。表に、くしに刺した焼き鳥が並べられていますので、比較的わかりや巣と思います。この通りは、小さな食べ物の屋が並んでいます。この店との付き合いは結構長く、最初の駐在の時からですから、7年〜8年ぐらいになります。ここのシステムは、一テーブルで、つまみを8000w以上頼むというのが一つのルールになっています。それを頼めば、豆腐のスープと大根としょうがを酢であえた物が、サービスででてきます。最初から、一次会でくる人は、そう多くはないようで、たいてい、はしご客のようです。

 料理名が、日本語と韓国語を混ぜているんですね。不思議な感覚です。銀杏は、「ウネン」と韓国語ですし、貝柱は、そのまま貝柱と日本語で注文できます。豚バラは、「メッテジ」と、韓国語なんですが、メッテジは、豚ではなくいのししの意味です。ただ、実際は、豚肉のようですが。それとおかしいのが「ひれ」と言うのがあります。当初何の意味かわからなかったのですが、「ひれ酒」を短くして、ひれと呼んでいるんですね。ここでは、たいていの人は、日本酒の熱燗を飲みます。コップ一杯2000wです。おもしろいのは、やかんからコップに注ぐのですが、ライターで火をつけることでしょうか。ちなみに、日本酒は、日本の酒ではなく寿福(スボック)といって韓国の酒です。

 熱燗は本当に熱燗で、少し時間がたって、冷えるまで飲めません。日本の人肌ではないのですが、それはそれでおいしいものです・・・ それから、昨日、以前紹介しました「上流社会」(電話319−3315)に行ってきました。メールももらったし、HPにカキコしてもらったものですから、仕事の帰りに寄りました。本当に、ビール1本サービスしていただきました。ありがとうございました。これからも時々、使わせていただきます。場所は、「かつら」と言う食事処の地下です。こういった方がわかりやすいとアドバイスをいただきましたので、追加説明です。


2003年2月12日

手前のバスが一般バス、その横のバスは、座席バス、ソウル交通カード(名刺大)

3月(未定)からバス・地下鉄料金、上がります 

 せっかく、暖かくなったと思ったら、今朝はマイナス7度とのこと・・・ まさに、三寒四温といったところでしょうか。急には暖かくならないけど気がついたら春になっているんですよね。韓国の公共料金は、本当に安いのですが、特に乗り物の料金は安いと思います。今は、バス料金が、一般バスが、600wですが、94年当時は、350w(記憶があいまい)だった思います。当時は、トークンといってコイン状の回数券を使うのが、一般的でした。今は、交通カードが一般的になっているのですから、時代の流れの速さを感じているところです。

 さて、ソウル市内のバスと地下鉄料金が今年3月(詳細日程は未定、3月中とのこと)からそれぞれ100wずつ引き上げられるそうです。市内バスの場合は、現金料金基準で、一般バスが現行の600wから700w、中高生(回数券使用時)は、450wから550w、小学生は、250wから300wに上がります。

 また、一般の座席バスは1200wから1300w、高級座席バスは、1300wから1400wに引き上げられるそうです。どれが、一般座席バスで、どれが高級座席バスを明確に説明できませんが・・・ このバス以外にマウルバスという小ぶりのバスがありますが、その料金については触れられていませんでした・・・ 交通カード(写真右)を使うと割引を受けるのですが、その割引額は、これまでどおり、100wで、続けられるそうです(一般大人)。

 地下鉄は、現行の1区間基本料金が600wから700w、2区間は、700wから800wに上がり、交通カード割引率と乗り換え割り引き額は現行どおり維持されるそうです。市内バス料金は、2000月、地下鉄料金は2000年9月にそれぞれ引き上げられていますが、これまで凍結されてきました。それでも日本に比べると1/3以下ではないでしょうか。いやいやそれ以上かな。日本に帰ってこのギャップを感じることでしょう。

 参考までに・・・ バスの場合、交通カードを乗車時にタッチパネルの前にカードを出すと自動的にカードから、金額が減っていきます。乗換えをする場合、下車時に降車口の上にタッチパネルがありますので、そこにカードを出すとカードが認識し、他の地下鉄に乗り換えた場合、割引の適用を受けることができます。


2003年2月11日

18時20分頃の韓国銀行と新世界百貨店

日本人が建てた建物

 今日は、久しぶりに飲み会がない(予定)。結構急に入ることが多いので・・・ なんともいえないのですが。ちょっと机の周りを片付けなくてはならない状況です。3年間、たまりにたまった資料で、机の周りはすごい状況。それに、1月から新年会等々で、ほぼ毎日飲んでいるので、残務も多いし。今日は、がんばって、仕事をしましょう。

 日本人が建てた建物は、いまだに健在です。通勤のバスの中から見えるのは、ソウル駅、それから市庁があります。他には、この韓国銀行と新世界百貨店です。韓国銀行は、昔は、日本銀行でした。新世界百貨店は、三越デパートでした。ソウルを代表する建物といえると思います。昔は、日帝時代を思い出すから、壊してしまおうという意見もきっと強かったと思います(現に朝鮮総督府は、解体されました)が、今でも健在しています。

 それこそ先日触れた李舜臣将軍像や日蓮聖人のように日本人が建てた建物がソウルの街並みに溶け込んでいるような気がします。韓国、日本との調和というか、韓日には昔の歴史はあるが、今はうまく調和し、うまく、仲良くやっているよという象徴のような気がします。ボーダレス時代、韓国日本という枠組みではなく、特に九州は、韓国九州という枠で観光を考えたり、経済を考えたりする時代になっています。

 私の感覚も日本にいる頃から、ちょっと出張へということで、韓国に来てましたから、この傾向は、ますます強くなることでしょうね。その意味でももっと韓国語を熱心に勉強すべきでしょう。先日も食事をしながら、わからないことばが出てきたので、メモをとっていると、帰国されるのに熱心ですねなんていわれたんですが、私にとって、帰国は、一つの区切ではありますが、韓国との関係が切れるわけではありませんので、今後とも韓国語は必要なものですから。


2003年2月10日

ショーウインドー、生演奏もあります

鐘路ピンデトック

 リンク先希望ありがとうございます。本日、メールの確認をしたら、リンクをしていただくとありました。当方も早速リンクさせていただきます。いつまで続くかわかりませんが、とりあえず、帰国するまで(3月末頃まで)は、続けるつもりです。このHPは、酒と同じで、ストレス解消になっているような気がします。まあ、いろいろ思い通りにならないこと多いですからね。ちょっとしたお友達ですね。愛情を注いでいるつもりです。それによって、皆さんから、いろいろ意見いただいたり、リンクを張っていただいたりと、感謝しております。

 食べ物シリーズが、続くことになりましたが・・・ この店も結構使う店の一つです。ピンデトックの店ではありますが、たいてい頼むのは、パジョンが多いような気がします。パジョンというのは、ねぎのお好み焼きのことです。写真もそれです。酒好きの私は、これにマッコリがあれば最高なのですが、この日は、ビールにしました。個人的にこれだけあれば、私は十分の料なのですが、韓国の友人は、というか、韓国の方は、よく食べる人が多く、これにチョゲ湯定食まで頼みました。

 韓国の方と日本人は、やはり、食べる量が違うといつも実感していますが、今回もそうでした。それでいて、そんなに太った人はいないし、きっとキムチがいいんでしょうね。私も食べてはいるんですが。なかなかですね。酒の量が多いから仕方ないといえば仕方ないのですが。この店は、普信閣のすグ横にある店です。今ごろになって気がつくのも遅いような気がしますが、鐘路(チョンノ)とこの地域を言います。

 鐘路とは、鐘の道路ということで、きっとこの普信閣をさしているのでしょう。普信閣には、年末につく鐘があるからですね。時間帯によって違いますが、昼食時間や、夕方から遅くまで、多くの客でにぎわっています。パジョンを焼く職人(料理士)は、客から見えるように特別にガラス越しで見えるように(手打ちうどんのように)工夫されています。皆さんもいかがでしょう。

 ちなみに、パジョンは、日本語でねぎのお好み焼きです。ヘムル(海産物)、コギ(肉)等々をはじめ、他にもいろいろあります。電話番号は、725-7797です。マッコリと一緒にぜひ召し上がってください。


2003年2月9日

ショーウインドー、生演奏もあります

行きつけ

 ここは、国税庁の地下の食堂です。仲間とちょっと軽く、そういったときに使うようになったのがこの店です。以前も紹介した事があるのですが、そのときは、電光掲示板があって、色々食べられていいよというような話をした事があると思います。それから、結構、友人と一緒に行くようになったんですね。わたしの場合は、1日に飲み会が、ダブル、トリプルなんてことが時々あるので、そういう時はこの店を使うようにしています。理由はいくつかあるんですね。

 まず、事務所から近いこと。うちのビルから地下道を通って直接、この店に行く事ができる事。値段が安い事。つまみの種類が豊富な事。そこそこおいしい事。前払いである事・・・ が、その主な理由です。事務所から、歩いて、5分ぐらいの距離です。地下道を通るので、今の時期コートなしでも大丈夫なんですね。コートなしで食堂に行き、ちょっと仕事忙しいから1時間だけねという付き合い方もできるわけです。前払いですから、先に私一人抜けたとしても他に対して負担感もありません。

 値段は、ボリュームたっぷりなのに、5000w程度からあります。この日もダブルでしたし、仕事もあったもんですから、7時まで、仲間と飲んで、その後、職場に戻って仕事をし、来客者と2次会で合流をしました。なんたって、生ビールの1200wというのがありがたい。まあ、いい事ばかりのようですが、オープンスペースで、うるさいというのがありますね。お勧めは、写真ステージの裏が、比較的静かなんですよ。

 そうはいいながらも仲間とわいわいやるのは、多少うるさくても関係ありませんね。日ごろのストレスをここで、発散するサラリーマンの皆さん多いようです。ただ、生ビールが主流という事でしょうか若い年齢層の方が多いようではあります。10時きっかりには終りますから、早めに利用される事をお勧めします。


2003年2月8日

入り口で、インコに見入るお客と内部(一部)

鳥が飛ぶ伝統茶屋

 当事務所から歩いて、数分のところに仁寺洞という地域があります。ここは、芸術の町だとか、骨董品の町だと言われている地域です。観光地として、多くの外国人が利用しています。最近では、おしゃれなお店もできていますが、やはり伝統的なお店が多いのが特徴です。今回、この鳥が飛ぶ伝統茶屋に行ってきました。これまでこの店の前は何度か通った事もありますし、隣の店や、近くの店には何度か足を運んだ事はあります。

 今回、友人から、面白い店があるから、一緒に行こうと誘われこの店に足を運びました。ちょと狭い入り口前にインコがかごにはいっています。入り口からすぐに階段になって2階が店になっています。きしむ木製の階段を上り、ドアを開けるとそこには、昔風の茶店になっています。最初どこに座っていいのか見当がつきません。店員は、どこでも好きなところに座ってくださいとアナウンス・・・ 私たちは、一番奥の部屋にはいりました。

 そこには、昔ながらの伝統的な家具や、写真のような石でできたものが並べてありました。テーブルと呼ぶにはあまりにも小さいのですが、木製のテーブルがありました。このテーブルは、お盆に毛が生えたようなもので、茶器が5個載るぐらいのものでした。お茶は、色々あります。韓国の伝統的なお茶ばかりですが、そのときの客層は、韓国人、欧米系の人で、日本人は、私だけのような感じでした。本当に鳥が飛んでいるのですが、ドアを開けたときに逃げたりしないのかとちょっと心配でした。

 値段的には、5000w〜6000wとやや高めですが、雰囲気の料金だと思えば、安いのかもしれません。昔の家具を見ながら、鳥の声を聞き、おいしいお茶を飲めば、ちょっと落ち着きます。場所は、山村、アリラン、に入る道の途中にあります。大きな看板があるからすぐ分ると思います。一度、韓国の伝統的味(雰囲気)をお楽しみください。


2003年2月7日

世宗文化会館と李舜臣将軍像、タクシー乗り場

なぜ世宗なの?

 韓国の道路は、昔の英雄の名前をとってつけられているところが結構あります。英雄の銅像も町中で見ることができます。写真左のとおりは、なぜか、世宗路なんですね。世宗文化会館もそのとおりの名前からきているのでしょうが・・・ ただ、それなら、銅像は、世宗大王の銅像じゃないのかと思うんですね。で、韓国の友人に尋ねたところ、韓国人が一番尊敬している人だからじゃないだろうかということでした。それで、韓国のメイン道路にこの銅像を配置しているんじゃないかと。

 世宗大王は、ハングルを考案した人です。李舜臣将軍は、亀甲船で、日本との戦いに活躍した英雄です。李舜臣将軍と言えば、釜山の龍頭山公園にも建てられています。外敵であった日本に向けにらみをきかしているわけです。同じように、福岡市の東公園には、日蓮聖人が、韓国をにらみつけています。おもしろいものです。昔は、外敵と言うことでお互いににらみ合っていたのでしょうが、今は、友好の象徴として、微笑みあっているように感じています。

 日韓の関係が良くなっていることを実感しています。タクシー乗り場は、ワールドカップを契機にこのように作られました。右奥に見えるのは、教保ビルで、地下には、大きな本屋が入っています。この当たりでは、この教保ビルと私の事務所のある永豊ビルの地下の本屋が大きいと言うことで有名です。もちろん外国語書籍ということで日本語の書籍も取り扱っています。

 韓国語を勉強している友人が、教保ビルは、ちょっとこわいねと言う話をしていました。韓国語で「キョボ」なんですが、聞きようによっては、「キョウボウ」と聞こえるからだそうです。なるほど「凶暴ビル」なら、ちょっと怖い気がします。これを読んでいらっしゃる方も、きっとこの辺を歩かれた記憶があることでしょう。ちなみに世宗大王の像は、徳寿宮の中にあります。


2003年2月6日

ロットの表と裏

ロットをご存知

 最近韓国ではやっているのが、写真のロットという宝くじです。昨年末から始まったもので、1等賞金が、なんと今現在で、1000億w(日本円で、約100億円)なんですね。仕組みは、1〜45までの数字が書かれているのですが、その中から任意に、6つの数を選びマーキングします。マークシートになっています。1枚の券で、5回楽しむことができます。1回につき2000w(約200円)ですので、1枚全てマーキングすれば、1万w(約1000円)になります。これを銀行や販売店にもってお金を払い、機械を通して、レシートを受け取ります。このレシートに自分の選んだ番号が記載されます。

 発表は、毎週土曜日20:45からテレビ番組の中で、発表されます。当選するとそれを国民銀行で、換金するわけですが、購入に当たって条件があります。まず、未成年は購入も換金も禁止されています。1回に10万w以上の購入はできません。もともと最初は、1等金額が少なかったのですが、1等が出ないので、持越しされ、たまりにたまって、現在、1等賞金額1000億wにまで値上がりをしたのです。

 1等は、選択した数字が全部当たらなければなりません。当選率は、なんと1/8,145,060なんです。ちなみに5等まであるのですが、5等賞金は、10000wです。5等を獲得するにも3つの数字が合わなければなりません。その確立1/45なんです。ルーレットで、36枚獲得するよりも厳しいのですね。この手軽さ韓国人に受け、結構、はやっています。そういえば、韓国では、庶民の娯楽といわれるパチンコもないことも人気の秘密かもしれません。

 職場で、1人2000w投資で、これを購入しました。果たして当たるかどうか。当たる確率のほうが低いのですが、ちょっと楽しみにしています。5人で買ってますから、当たれば、1人、10億円ですね。まあ、そんなことはないでしょうが。もし当たったら、仕事やめますよ。ただ、日本には、そんな大金もって帰れないから、韓国に不動産投資(別荘を作る)をして、韓国生活を楽しむことにしましょう。


2003年2月5日

ちょっと昔風の内装、店のオーナー、なぜか天井に張り付いているオブジェ

気さくなコーヒーショップ

 ホープで、ビールを飲んだあと、おもしろい店があるから行こうと誘われて、この店にきました。何がおもしろいというか、別に笑い転がることがるわけではないのですが、この店のオーナーが日本語ができるので、ここを日本語を愛する人たちの溜まり場にしようと努力している点でしょうか。ご主人が、別にサラリーマンをしていることも有り、特段、儲けを考えていないような感じの店です。

 日韓交流が進む中、このような店が結構あちこちにできています。有名なのは、新村にある「掛け橋」という店でしょう。ここには、日本の雑誌がたくさん置かれており、ここでコーヒーを飲みながら、日本の雑誌を読むなんてことができます。私のビルの近くにもあると聞いて、以前捜したことがあるのですが、結局見つからず・・・ この店は、ロッテホテルの向かい側にあるんですが、別に何もない店です。

 でも、何か伝わってきます。インテリアは、少し昔っぽいし、天井には、天井を破って出てきたような模型の飛行機が飾ってあります。コーヒーショップといいながら、ちゃんとビールも置いてありました。店には、このオーナーしかいませんが、客もあんましいないので、これでまわっているようです。

 店の名前は、上流時代 名刺には、日本語はなせます。お気軽にお立ち寄りくださいと書かれていました。電話番号は、319−3315です。皆さんも時間があればぜひご利用ください。ロッテホテルの斜め前の地下に入っていました。これじゃ多分わからないでしょうね。ハハハ 電話で確認していかれてください。


2003年2月4日

事務所前に宮崎紹介が、パンフレットも豊富です

宮崎県ソウル事務所

 今日から暦の上では、春なんですね。今朝は、気のせいか、暖かく感じました。もちろんコートはまだ必要ですが、春を感じた朝でした。

 さて、先日、宮崎県ソウル事務所を訪問しました。皆さんにちょっとご紹介します。私も宮崎出身ということもアリ、宮崎には、親しみを持っています。事務所は、コリアナホテルの9階にあります。実際オープンして、2年ぐらい経ちます。それまでは、日本国際観光振興会(コリアナホテル向かいにあるホテルの10階)に入居してましたが、このコリアナに映ってきました。もともと日本国際観光振興会に入っていた頃から、韓国人のスタッフの方が、所長として活躍をしていましたが、昨年の確か5月から、宮崎県職員の方が、勤務するようになりました。

 結構、こじんまりしていて、場所もコリアナホテルですので、交通の便もいいし、来客者も利用しやすいと思います。ただ、ここは、夏場は暑く、冬場は、温かいんですね。理由を考えてみると、8階がサウナになっているからでしょう。さすが、南国、宮崎といったところ。職員は、宮崎県職員の方が所長になり、あと、韓国人の女性の方が、2名の計3名体制でやっています。

 もともと事務所を設置したところが、宮崎県の観光連盟ということで、観光に力を入れていたそうですが、日本人が着任してからは、経済交流にも力を入れているそうです。福岡県もそうですが、例えば観光だけというように特化するよりは、宮崎けの仕事なら何でもやりますというようになってしまうんですよね。福岡県も観光、経済、その他交流事業支援等々、幅広いからですね。

 このところ宮崎県は、健闘しています。IT企業の誘致をはじめ本当に積極的です。それだけ予算がつくというのが同じ、公務員としてうらやましい限りです。先日もIT関連の展示会があったときたまたま、福岡県ブースは、宮崎県の隣だったのですが、人が宮崎県から、結構きてましたし、備品もいろいろ準備していました。当方はというと、私と、福岡県のスタッフの2名だけで、搬入、設置から、片づけまで2人でするのですから・・・ それにしても、福岡県の単独独立事務所が欲しいですね。。そう実感します。あわよくば、3回目の駐在員ということで・・・


2003年2月3日

左、世宗文化会館前のイルミネーションとバー

今日から仕事始め

 さすがに今日は、バスがすいていました。今日も休みというところもあるのでしょう。乗客も少なく、道もすいているので、ずい分早く、事務所に到着しました。職場のメンバーも1/3程度は休みをとっていました。毎週月曜日は、職場で会議をするのですが、最初の挨拶は、あけましておめでとうございますで始まりました。そう、今日から、気持ちを新たに・・・ 

 もう、イルミネーションも撤去されています。もう、あの光が見えないのかと思うと残念ですが、これから少しづつ暖かくなっていくんですね。まさに明日は、立春ですから。イルミネーションが消えるということは、それだけ暖かくなったというか、暖かくなっていくということを意味するようです。来月になれば、私の大好きな、ケナリがさき始めますし。

 仕事も年を越してもっていることもあり、結構、大変なはずなのですが、あまり危機感がありませんね。しばらくゆっくりできたので、気持ち的に余裕があるのかもしれません。とはいってもしなくてはいけない仕事は、あるのですから、がんばることにしましょう。あんまし力が入っていない。

 写真は、世宗文化会館目のイルミネーションで2月1日に撮ったものです。中心部分のイルミネーションが、変化するのですが、写真ではそれが伝わりませんね。右の写真は、YMCAホテルの裏にあるバーの写真です。おもしろいのは、表には、ホープアンドバーと書いてあったので、1階にはいると、そこは、ホープ(ビール専用)で、2階が、バーとのこと。店員が案内するのは、ソファーを踏み台にしてここから2階へという指示。、2階に上がったんですが、秘密基地みたいで(あるいは会員制かと)おもしろがっていたんですね。実は、単に出入り口が外にあり、本当は、そこを利用するようなんですが、店の人が、気を使ってくれて、外に出ず直接いけるように通してくれたようなんです。この写真も2月1日撮影。


2003年2月2日

福岡県のショッピングバックと昼間もヘッドライトをつけて走るバス

韓国好きのみなさん

 昨晩も福岡からお客さんが私を訪ねてくれました。この方も本当に韓国が好きな方で、嬉しく感じました。私も韓国が好きなので、韓国好きが集まるのかなと思いながら。今、韓国語を勉強しているとのこと。その先生は、私の酒飲み友達で、実は、前日、一緒にソウルで飲んだんです。不思議と、韓国仲間というか、知り合いというのは、広いようで狭いものです。笑ってしまいました。話も弾み、結構飲み過ぎました。次回は、福岡でお会いしましょう。

 このごろソウルで変わった事といえば、バスが昼間もヘッドライトをつけて走るようになったことでしょうか。安全面への配慮でしょうか。交通ルールを守るように呼びかけていますが、相変わらず、歩道を歩いていてもバイクがクラクション鳴らしますし、信号無視等々目にします。もともと日本人の方が、きまじめ過ぎるというのはありますが、韓国の方は、おおらかというか、あまり細かな事を気にしない・・・ というのが裏目に出ているのかもしれません。少々、違反してもいいじゃないかという感覚につながっているのかなと思います。

 福岡県ソウル事務所では、写真左のような、ショッピングバックを作っています。別に入れるものがなくてもこのショッピングバックを持ち歩くようにしています。ちょっとした歩く広告塔という意味合いで。時々、福岡に行ったことがあるとか、話しかけてくれる人もあります。ただ、福岡と福島を錯覚している人もいるということにも気がつきました。そういう意味で、福岡をもっとPRしなくてはと思ったしだいです。

 韓国好きの人たちが結構いるように、福岡ファンをたくさん作りたいというか、それも仕事の一貫だと思うので・・・ そういいながら、私には、あまり、ソウルでの時間が残されていないんですね。ちょっとした焦りもありますが、まあ、3年後もあるからと結構開き直っているところもあります。


2003年2月1日

首都移転絶対反対と書かれた懸垂幕、第16代慮武鉉大統領就任を祝い・・・

2月が始まりました

 今日から2月です。それと旧暦の1月1日にあたります。本当に月日のたつのは早いものです。私のソウル生活も残す所2ヶ月を切ったわけです。みんな故郷で楽しい正月を祝っている事でしょう。昨日は、福岡からの来客の方と食事をしたのですが、待ち合わせ場所をロッテにしたことから、近くを探しました。開いている店の探索ですね。やはり、殆どの店が休んでいました。不思議と床屋は、休みなしでした。考えれば、今日が、1月1日ですから、かきいれどきなんですね。

 ソウルファイナンシャルビルは、ロッテ市議会ビルと道路を挟んで、斜め前に建っています。面白いのは、ソウル市議会の建物(写真左)には、首都圏移転反対と書かれた懸垂幕があり、ソウルファイナンシャルビルは、「祝 第16代慮武鉉大統領就任」と書いてあるんですね。もちろん、その下には、病院が開業しますよというPRが、メインではありますが。慮武鉉の選挙公約の中に首都機能を移転させるというのがありました。

 ソウル一極集中があまりにもひどいからですね。就任を祝いつつ首都移転は、反対なんですね。今のソウル市の立場を象徴しているといえます。移転する候補地として、大田市近郊があげられています。実際鉄道庁や、特許庁は、数年前、こちらに移転しています。ある鉄道庁の方は、家族が、ソウルにいるので、毎日鉄道を使って通勤をしているそうですし、ある特許庁の方は、家族をソウルに残し、大田へ単身赴任をしているそうです。ソウルに住む人の中には、高い教育を子供に受けさせたいとか、いい企業に勤めさせたいといったものがあり、なかなかソウルから離れるという事ができないといった事があります。

 単に首都機能を移すのではなく、それなりのインフラのようなもの(レベルの高い学校等)が、必要なのかもしれません。首都機能移転さあ、どうなる事でしょう。日本も同じような事がいえるかもしれません。


   
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